「とある場所」と「某所」の違いとは?分かりやすく解釈

「とある場所」と「某所」の違い違い

この記事では、「とある場所」「某所」の違いを分かりやすく説明していきます。

「とある場所」とは?

「とある場所(とあるばしょ)」とは、「意識したのではなく偶然に行き着いたある場所」「物語などで仮定されたある場所・架空の場所」といった意味を持つ言葉です。

「とある場所」の表現は、「特別に意識することなく、たまたまある場所を取り上げて言及する場合」に使用します。

例えば、「とある場所で、私は自炊生活をすることになりました」「とある場所に、恐ろしい魔女がいました」などの例文で使えます。


「某所」とは?

「某所(ぼうしょ)」とは、「ある場所・特定していないある所」のことを意味している言葉です。

「某所」という表現は、「その場所がどこなのか明らかではない場合(その場所の詳細が不明な場合)」「ある場所がどこなのか明示したくない場合(どこなのか明らかにしたくない場所)」に使われます。

例えば、「某所で政府与党の重鎮が会合を開きました」「某所で二人は落ち合っていました」といった文章で使用されます。


「とある場所」と「某所」の違い!

「とある場所」「某所」の違いを、分かりやすく解説します。

「とある場所」「某所」はどちらも「明確に特定していないある場所」のことを意味している点では同じですが、「とある場所」「偶然に行き着いたある場所・創作などにおける仮定(架空)のある場所」のことを意味しています。

「とある場所」に対して「某所」には、「物語などにおける実際には存在しない仮定(架空)のある場所」といった意味合いがない違いがあります。

また「某所」には「発言者がどの場所なのかを明示したくない意図・発言者がその場所について知らない事情」のニュアンスがありますが、「とある場所」のほうは「事情があって明示したくない意図」よりも「偶然にそのある場所を取り上げた・仮定のある場所を例示した」というニュアンスが強くなっている違いを指摘できます。

まとめ

「とある場所」「某所」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「とある場所」とは「偶然に行き着いたある場所・仮定されたある場所・特に意識せずに、たまたまある場所について言及する場合に使用する言葉」を意味していて、「某所」とは「ある場所(特定しないある所)・その場所が明らかではない場合や明示したくない場合に使用する言葉」を意味している違いがあります。

「とある場所」「某所」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。

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