この記事では、「ばっちい」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ばっちい」とは?意味
「ばっちい」は、元々は、「ばばちい」という言葉で、「ばば」は、うんこのことを意味していてちいという言葉が○○の様であるという意味になり、このワードの意味は、元々は、うんこのようであるという意味でした。
しかし、だんだんと意味が変化し、現在では、汚らしいことを意味し、汚いという意味になりました。
「ばっちい」の概要
「ばっちい」は、もとは大阪弁で、うんこのことを「ばば」と呼んでいて、幼児語に該当するワードです。
なので、本来の意味においては、うんこの様であるという意味になるんですが、排せつ物=汚物であると解釈され現在に至ります。
よって現在では、「ばっちい」は、汚いものを表す幼児語です。
なお「ばば」というワードはかなり派生がありまして、「ばばこき」に「ばばたれ」というワードは、それぞれ意味は、うんこを漏らすというワードの派生で意味は同じになります。
「ばっちい」の言葉の使い方や使われ方
「ばっちい」は、今現在では、汚いという意味でしようされ、子供に対して「汚いから近づいてはならない」という教育を施すために使用します。
なお、昔は、「ばっちい」は、うんこのようだという意味だったためそれ以上どうするという点については、「うんこのようだから近づいてはいけない」というような意味で使われていました。
「ばっちい」を使った例文
・『ばっちいから触ってはダメというが、それほど汚らしいだろうか?』
・『子供に対して、なんでもばっちいというのはどうだろうか?』
まとめ
「ばっちい」という俗語は、元々は、排せつ物のことを指してまして、排せつ物がどうだという意味でした。
しかし、この言葉はだんだんと変化していき最終的には汚らしいものすべてを意味するワードになりました。
この言葉は、元々は、「ばば」という言葉が関西ではありまして、排せつ物のことを「ばば」と呼んでいました。
しかし、排せつ物=汚らしいものという関係が成り立つと幼児語として、汚らしいものを暗喩する言葉に定着したのです。
なぜ、暗喩という方法でこのことばをつかうようになったのかですが、説においては、公然の場で、いきなり、うんこがどうであると言い出した場合、ひんしゅくを買うことを恐れたがゆえ、「ばっちい」というワードを使用するようになり、「ばばこい」に「ばば○○」というような排せつ物を直接意味する言葉を避けたと言われています。
つまり赤ちゃん言葉ですら、直接的に排せつ物だとわかるような言葉は望ましくないとされ、公然の前で使用するにはどうすればよいかということから生み出されたのが「ばっちい」というワードであるということです。