「ぴんぴんしてる」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「ぴんぴんしてる」とは?意味と使い方

この記事では、元気な様子を表す言葉「ぴんぴんしてる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ぴんぴんしてる」とは?意味

比較的元気な様子、取り立てて元気さに支障がない様子、存命中であることなどを指す言葉で、入院先でぴんぴんしてるという言葉であれば入院してながらも元気ではあるという意味になります。

勢いよくはね上がったり、反り返ったりするという様子をぴんぴんしてると表現するケースも有りとれたばかりの魚がぴんぴんしてるなどの使い方があります。

とり澄まして愛想のないさまを表わす語としての使い方もありますがツンツンしてるなどの言葉が取って代わっています。


「ぴんぴんしてる」の概要

少なくとも傍から見て元気がある様子や存命であると言った幅広い用途のある言葉ですが、存命してなおかつ元気という場合には特に使いやすい言葉と言えるでしょう。

「右足を骨折したけどぴんぴんしてる」というケースでは落ち込んでいない、それなりに元気であるというニュアンスが含まれます。

元気という言葉自体がやや比較によって成り立つ部分があり、一番ひどいときと比較すれば元気という事も言えるため、元気さを表すぴんぴんしてるという言葉もかなり使用範囲が広めで、怪我などの箇所を除いた上で平均点以上元気であれば使えると言っていいでしょう。

なお、ものすごい攻撃を受けたのにぴんぴんしてるという使い方もあり、こちらも元気という意味合いもありますが、攻撃が全く通じなかったという意味合いも含まれ、マンガやゲームで使われます。

勢いよくはね上がったり、反り返ったりすることをぴんぴんしてるというケースは元気であるという意味合いよりは利用頻度が低くなり、とり澄まして愛想のないさまを表わす場合もかなり利用頻度が低いと言えるでしょう。

いずれの意味でもピンピンしてるというカタカナ表記でも意味は同じです。


「ぴんぴんしてる」の言葉の使い方や使われ方

「息子が怪我したと聞いて慌てて病院に行ったがぴんぴんしてる」「おばあちゃんは86歳だけどぴんぴんしてる」「100mダッシュを繰り返したとは思えないほどぴんぴんしてる」などの使い方があり、先に体力を奪われるであろうシチュエーションを示すケースが示されることが基本と言えます。

また跳ね上がるという意味では「小魚がぴんぴんしてる」すまして愛想のないという使い方では「そっけない態度でぴんぴんしてる」という使い方があります。

「ぴんぴんしてる」の類語や言いかえ

「元気がある」「意に介していない」「はつらつとしている」などが、存命、元気という意味の言い換えで使えます。

反り返り跳ね上がるという意味では「ピチピチしてる」すまして愛想のないという使い方は「ツンツンしてる」という言い換えが可能です。

まとめ

元気であるという意味のぴんぴんしてるという言葉はかなり用途が広く、強さをイメージしたりポジティブな用途が強い言葉と言えます。

どこか病気があっても使える点が特徴的と言えるでしょう。

意味と使い方
意味解説辞典