この記事では、「ほんこれ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ほんこれ」とは?意味
「ほんこれ」は、本当にこれという意味で、直前に話題となったこれということに対して同意する言葉です。
つまりは、本当に正しいという意味を意味する言葉で、言葉の登場については2チャンネルの匿名掲示板で相手の意見に同意した際、用いられた文章であるとしています。
「ほんこれ」の概要
「ほんこれ」は元々は、文章で相手の意見に対して同意を示したことが始まりです。
というのも、匿名掲示板の2ちゃんねるなどでは、本当にそうであるなどの他、本当にそれななどの他、本当にこれはそうである等、相手の意見に同意する場合、かなりの文字数をキーボードで打つ必要がありますが、これを短縮可能とした言葉が、「ほんこれ」です。
「ほんこれ」自体は、文章の脈略から「ほんこれ」が何を指しているかさえわかれば理解できるという観点から爆発的に普及した言葉になります。
たったの4つの文章で相手の意見に同意する文章が作成できるがゆえに「ほんこれ」は高い汎用性があり、2チャンネルの運営開始から現在の5ちゃんねるに生まれ変わるまで使用されているワードです。
「ほんこれ」の言葉の使い方や使われ方
「ほんこれ」は、文章で相手の意見に対して同意する場合使用する言葉で、ネット上で使用する用語です。
その為、日常での会話で使用することはあまりなく、インターネットでかつアングラな部類に入る情報掲示板などで好んで使用します。
「ほんこれ」の類語や言いかえ
「ほんこれ」の類語や言いかえは、相手に同意を示すことであると定義した場合、言いかえや類語は、「ほんそれ」があり、本当にそれなという意味で用います。
また、「それな」や「ぐう正論」という言葉も相手の考えに同意する行為に当たり、「ぐう正論」はぐうの音も出ない正論であるという意味で類語や言いかえ言葉です。
もしくは、「激しく同意」することを意味する「禿同」でも文章上では同じ類語や言いかえに相当します。
まとめ
「ほんこれ」という言葉は、2ちゃんねるでキーボードを打ち込みながら、本当にそれや、本当にこれには同意するという長い文章を打つ必要なく、相手に同意を示す言葉として生み出されました。
いわゆる、そのエリアだけでやり取りする者同士が分かればそれでよしとしたネットスラングのことを指すのが、「ほんこれ」です。
その為、「ほんこれ」は今でこそ、用語集などで解説が詳しく記載されていますが2ちゃんねるの登場当時は、相手に通用しないこともありました。
これらは、2ちゃんねるという掲示板の利用者が少なかったことがあげられており、逆を言えば現在では多くの人が匿名掲示板の存在を知っているが故、様々なインターネット上でしか通用しない用語を理解できる環境となったのです。
「ほんこれ」もその一つにすぎず、2ちゃんねるのような匿名掲示板の一般への普及とともに知られる専門用語になったのです。