「まばら」と「ちらほら」の違いとは?分かりやすく解釈

「まばら」と「ちらほら」の違い違い

この記事では、「まばら」「ちらほら」の違いを分かりやすく説明していきます。

「まばら」とは?

「まばら」には、2つの意味があります。

1つめは、数が少ないことです。

数が少ないと物と物の間にすきまができます。

そのような状態を表す言葉です。

「まばら」は、漢字で「疎ら」と書き、「疎」には、密ではなく間があいていること、少ないことという意味があります。

「まばら」のもう一つの意味は、順序だっていないさま、ばらばらであるさまです。

「苗木をまばらに植える」というとき、苗木の数が少なく、且つ順序だたずに植えられているさまを意味します。


「ちらほら」とは?

「ちらほら」には、人や物の数が少なくて、まばらに存在しているさまという意味があります。

存在するもの同士は、ある程度の距離を保っています。

たとえば、「桜がちらほらと咲いている」というとき、満開ではない状態のことで、咲いている桜と桜の間にすきまがあることを表しています。


「まばら」と「ちらほら」の違い

「ちらほら」には、人や物が「まばら」に存在しているさまという意味があり、「まばら」に近い意味を持っています。

「まばら」の場合は使用範囲が広く、「ちらほら」は人や物に関して使われる言葉です。

まとめ

「まばら」「ちらほら」も数が少ないことを表していて、同じような意味がありますが、使用範囲が広いのは「まばら」です。

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