この記事では、「よもや」と「もはや」の違いを分かりやすく説明していきます。
「よもや」とは?
「よもや」には以下の2つの意味と使い方があります。
1つ目は「万が一にも、いくらなんでも」という意味で、「よもや気付くまい」などと言います。
基本的に下に打消しの言葉を伴って使われます。
アニメで有名になった「よもや、よもやだ」は、「いくらなんでもこうなるとは思わなかった」という意味で使われています。
2つ目は「(推量の表現で)きっと、たぶん」という意味で「よもや彼ならできるだろう」などと言います。
「そうだろう」「そうならないだろう」と言いたい時に使われます。
「もはや」とは?
「もはや」は漢字で「最早」と書き、以下の2つの意味と使い方があります。
1つ目は「あるものごとが早くも実現しようとしている様子」という意味で、「もはやゴールも間近だ」などと言います。
2つ目は「ある事態がもう変えられないところまで進んでいる様子」という意味で、「もはやこれまでか」などと言います。
上記に共通するのは「ものごとが進んでいること」という点です。
「よもや」と「もはや」の違い!
「よもや」は「万が一にも、いくらなんでも」「きっと、たぶん」です。
「もはや」は「あるものごとが早くも実現しようとしている様子」「ある事態がもう変えられないところまで進んでいる様子」です。
まとめ
今回は「よもや」と「もはや」の違いをお伝えしました。
「よもやは打消し又は推量の意味」、「もはやはものごとが進んでいる様子」と覚えておきましょう。