「アイコンタクト」
アイコンタクトは、原則的に知り合い同士の仲で行う行為です。
その為、予めどのような意味だと決めておくことも少なくありません。
色々な意味をもたせて使うことができますが、必ずしも相手が自分の意図通りに解釈してくれるとは限らないことから、万能のコンタクト(意思の伝達)手段ではありません。
「アイコンタクト」の意味
アイコンタクトとは、「目で何かを意図して合図する」という意味の言葉です。
きちんとこの場合はこう、などと意味を決めておくことで、これだけでお互いの意思の疎通が行えることも多いです。
ただし、目元のほんの少しの動きだけで合図を送ることになるので、よく見ておかないと間違えて解釈されてしまうこともある為、繊細さも要求されると言えるでしょう。
「アイコンタクト」の英語・解釈
アイコンタクトは、英語ではそのまま“eye contact”と表記します。
元々この英語から日本語として使うようになったので、語源だとも言うことができます。
“eye contact”は、直訳では「目を合わせること」で、その意味で使うこともありますが、日本語として使われるような”目による使った意志の伝達”という意味の方がメジャーな解釈です。
また、「アイコンタクト」も、ただ目を合わせることだけに使う場合もあります。
「アイコンタクト」の言葉の使い方
アイコンタクトは、それによる意味を先に相手に伝えておく時や、あれがそうだったのかと後から思った時に使われる言葉です。
そして、実際にこれによって何らかの意図を伝える時にも使うことあります。
しかし、実際に口に出すことはあまりなく、そのような行為自体を表現する言葉として覚えておきましょう。
「アイコンタクト」を使った例文・解釈
アイコンタクトを使った例文です。
ただ「目を合わせる」という意味で使っているものも挙げておきます。
「アイコンタクト」の例文1
「アイコンタクトで同意を求められていたようだが、その時はそうだと気付かなかった」
アイコンタクトはほんの些細な目の動きだけで意図を伝える行為なので、相手が気付いてくれないとそれまでです。
予めいくつかの合図を決めていた場合でも、このようなことが起こる可能性があるので注意しないといけません。
「アイコンタクト」の例文2
「あちら側からアイコンタクトで合図するので、それと同時にボタンを押してくれ」
離れている相手と、このアイコンタクトで意思を通じ合わせて何かと行うという例です。
いくつかの意味の種類がある訳ではなく、単一の意味だけに使う場合には、その合図によってそれを行うだけなので、見逃さなければ間違うことはないでしょう。
「アイコンタクト」の例文3
「アイコンタクトによるパターンを3つ聞いたが、とても覚えきれない」
3つ程度なら覚えられるだろうと思うでしょうが、些細な目の動きが合図の全てアイコンタクトでは、3つも意味を持たされると、どれがどれだか分からなくなることも多いです。
アイコンタクトの一番の使い方は、1つの意味だけにしておくことです。
「アイコンタクト」の例文4
「これからのテーマごとの賛否を、アイコンタクトで合図した通りにして欲しい」
このようなケースなら、アイコンタクトで充分に2つの意味で意思の疎通を図れる範囲です。
例えば、右目と左目のウインクだけでもそれができるでしょう。
ただ、このような場合の注意点として、どちらがどちらという解釈を間違えると(意味が全く逆になって)大変なことになってしまうかも知れません。
「アイコンタクト」の例文5
「知らない人からアイコンタクトされたと思ったが、よく見たらこの前ちょっと話したことがある人だった」
ただ「目を合わせる」という意味で使っている例文です。
人の多い場所で知っている人を見掛けた時に、ついこのようなアイコンタクトで合図してしまうという人も多いでしょう。