この記事では、「アキバ体型」【あきばたいけい】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「アキバ体型」とは?意味
「アキバ体型」【あきばたいけい】とは、全体的に小太りの体型で、手足は短く、お腹は膨らみ、顔はまん丸というすんぐりむっくりした容姿の人を指します。
このような体型の人は秋葉原に集まることが多く、アニメやアイドルグッズを買ってはアイドルとの握手会に行くのが趣味で、性格は内向的な人が多く、家の中でアニメや漫画を読んだり、コンサートの様子を観て楽しみます。
「アキバ体型」の概要
「渋谷系」に対抗した言葉に「アキバ体型」があり、主に秋葉原を愛してやまないファッションセンスに疎いオタク系男性を馬鹿にした言葉になります。
この「アキバ体型」の男性に見られる特徴としては、一昔前に流行ったようなシャツやTシャツを着るのですが、洗いすぎているのか色は褪せており、首周りは伸びているような服をこれまたダサいズボンの中にきっちり入れてベルトしています。
しかし、普通ならそこそこ今風に格好よくなるというのに、太いお腹周りに短い手足の「アキバ体型」の男性は何を着ても着こなせず、かえって酷い容姿になってしまうのです。
彼らが着る服はファッションセンターしまむらやユニクロあたりが多く、チェックのシャツや無地のTシャツに色落ちジーンズを合わせ、黒い大きなリュックを背負うのが主流です。
「アキバ体型」の言葉の使い方や使われ方
この言葉はオタクを揶揄する言葉として掲示板で使われることがあり、相手を愚弄し、軽蔑するときに使われています。
小太りな体型でダサいファッションに、アイドルやアニメグッズを入れた大きいリュックを背負い、ダンロップのスニーカーを履いていればそれはまさしくアキバ体型の男性ファッションそのものになります。
腕も太く、太ももが太い彼らは首が短く、顎は二重顎の人もいるなど、普通の体型よりも中年太りに近い姿が特徴的です。
そして、指は太めで毛が生えていたり、髭が濃い人も多く、服を脱げば胸毛やすね毛が濃くて驚くような人を見かけたときも「あの人はアキバ体型だ」と揶揄するわけです。
「アキバ体型」を使った例文
・『アニメ柄のTシャツを着て、小太りな人をアキバ体型と呼ぶ』
・『アニメの絵が描かれた紙袋を持ったデブをアキバ体型とも呼べる』
・『アキバ体型の男性は自分が好きなことしか興味を示さないのが特徴的だ』
大好きなアニメ柄の服や紙袋をこよなく愛し、自分なりに着こなしてはいるのですが、どうも微妙な「アキバ体型」は太っているだけに柄が伸びて、何がなんだか分からない状態になっている人もいます。
また、根暗で内向的な「アキバ体型」の人は自分が本当に好きなアニメやアイドルにしか興味を示さないため、寝癖があろうが、無精髭が生えていようが関係ありません。
まとめ
太っている「アキバ体型」の男性は汗をかきやすく、いつも汗ばんでおり、女性から見ると「汚らしい」と思われていますが、いがいと体臭はしないもので、エチケットに気を使っている人は多いのです。
そんなアニメ、アイドル好きの「アキバ体型」の彼らを簡単に軽蔑したり、差別しないようにしましょう。