この記事では、アセアセの意味を分かりやすく説明していきます。
アセアセとは?意味
アセアセとは、慌てて汗が出る様子を表した言葉になります。
顔に汗がタラタラと滴り落ちるよりも、必死な様子を表しており、かなり慌てる様という意味合いがあります。
絵文字で汗をかいた顔を文字で表し、必死な様子、あせっている様子を表せる言葉です。
漢字で書くときは「汗汗」と書いて、自分のミスを分かりやすく相手に伝えられる言葉です。
アセアセの概要
一昔前に流行った汗を表現する絵文字ですが、ガラケーの携帯を使う人が少なくなっている現在、「装飾に凝るのはかえってダサい表現」ということで、絵文字自体があまり使われなくなりました。
キラキラした絵文字で文章を飾るよりも、自分の感情をさりげなく伝えられる言葉で感情を表現する。
そう思った人たちの間で「アセアセ」と書いて、気持ちを伝えるようになったのです。
この言葉の元ネタは中町綾です。
“Instagram”(インスタグラム)や“twiter”(ツイッター)の文章によく「汗汗」と書くことからファンの間で広まり、流行に敏感な若い世代の間で広まりました。
アセアセの言葉の使い方や使われ方
汗が出るほど緊張感が走る状態のときは、その緊張している様子を表すためにアセアセと文章に付けて表現できます。
緊張の他にも切羽詰ったときに「まずいな」という気持ちを表せて、自分がこれからどうすればこの状態から抜け出せるかと考えているときにも使える言葉です。
しかし、人が亡くなったとか、事故に遭って大怪我をした、病気にかかって手術をしたなど、深刻なことに遭遇したときはあまり相応しい言葉ではありません。
あくまでも、少し間違ってしまった、笑えるトラブルでパニックになっている自分の状態と気持ちを表すときに使う言葉になります。
アセアセを使った例文(使用例)
・道が渋滞していてコンサート会場に到着しない。もう開演するのに、まだまだ時間がかかりそうアセアセ。
・バイト先で店長と喧嘩してしまったけど、バイトはやめたくないアセアセ。
・推しメンのグッズがほしいのにお金がないアセアセ 先月旅行に行くのを我慢すればよかった。
多くの人がコンサート会場に向かうその日は道が渋滞するものです。
時間をよく見ずに家を出なかったために遅れてしまった自分のミスを表現するときに使える言葉です。
バイト先の店長と喧嘩してしまうこともあります。
しかし、バイトを辞めなくてはならないかもしれないという焦る気持ちを表すときに使います。
やめたくないという気持ちを強調するために、最後にアセアセを持ってきます。
また、自分が大好きな芸能人のグッズが販売されるというのに、旅行に行ってお金を使ってしまったとき、買えないという少し悲惨な状態を表します。
文章の真ん中にアセアセと持ってくることで、よりお金がなくて買えない気持ちで焦っている状態を強調できます。
まとめ
絵文字でよく使われていた汗で、文章にうまく自分の焦る気持ちや困っている気持ちを表現できるアセアセは、自分のミスでトラブルが起きてしまったことをかわいらしく表現したいとき思うときに使ったり、笑えるミスを楽しく表現したいと思うときに使える言葉です。
SNSやメールのやり取りなどで相手とのコミュニケーションツールとしてもうまく使える言葉になるでしょう。