この記事では、「アメ村」と「アメ横」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アメ村」とは?
「アメ村」は「あめむら」と読みます。
「アメリカ村」とも呼ばれ、「大阪の長堀通り・八幡通・御堂筋・四ツ橋筋に囲まれ、若者向けショップが立ち並ぶエリアのこと」という意味です。
元々、心斎橋筋の衣料店の倉庫が多い地域で、洋服を虫干しする為に倉庫のシャッターを開けておいたところ、いつの間にか洋服目当てに若者が集まる様になりました。
1970年代に、アメリカでヒッピーファッションが流行した時に、いち早くジーンズや革ジャンなどを取り入れたことで注目され、「アメリカ村」「アメ村」と呼ばれる様になりました。
現在では、古着を中心にアパレルショップが立ち並び、若者だけではなく観光スポットにもなっています。
「アメ横」とは?
「アメ横」は「あめよこ」と読みます。
「アメヤ横丁」とも呼ばれ、「東京の上野駅と御徒町駅の間にある、ガード下を中心に広がる商店街のこと」という意味です。
JR山手線の上野駅から御徒町駅までの500メートル超を中心に、ガード下や道沿いに400店舗あまりが集結する商店街です。
「アメ横」は、元は戦後のヤミ市の一つで、治安改善の為にガード下に設置されました。
戦後で甘いものが少なかったことから、「飴屋」が流行ったこと、またはアメリカからの輸入品を扱う店があったことから「アメヤ横丁」と呼ばれる様になりました。
現在では年末になると鮮魚通りが賑やかになり、テレビでも紹介されることから観光スポットにもなっています。
「アメ村」と「アメ横」の違い!
「アメ村」は「大阪の長堀通り・八幡通・御堂筋・四ツ橋筋に囲まれ、若者向けショップが立ち並ぶエリアのこと」です。
「アメ横」は「東京の上野駅と御徒町駅の間にある、ガード下を中心に広がる商店街のこと」です。
まとめ
今回は「アメ村」と「アメ横」の違いをお伝えしました。
「アメ村」は「大阪のアメリカ村」、「アメ横」は「東京のアメヤ横丁」と覚えておきましょう。