この記事では、「イップス」と「トラウマ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「イップス」とは?
「イップス」の意味と使い方について紹介します。
「イップス」の意味
「イップス」は「精神的な原因などにより、スポーツなどをしている時に、突然自分の思い通りの動きが出来なくなる症状のこと」です。
「イップス」の使い方
「イップス」は、スポーツなど身体を動かす時に、突然今迄できた動作ができなくなってしまう症状のことを言います。
練習時はちゃんとできるのに、本番になると全くできなくなってしまい、それで更に精神的に追い詰められてしまい、自分に自信がなくなってしまう人もいます。
「イップス」は英語で“yips”と書き、「うめく病」という意味、元はプロゴルフプレイヤーに使われていた言葉ですが、現在ではスポーツ選手や、技能を競う場面などに使われる様になっています。
主な原因は精神的なトラウマやストレス、プレッシャーや環境の変化などと言われています。
「トラウマ」とは?
「トラウマ」の意味と使い方について紹介します。
「トラウマ」の意味
「トラウマ」は「過去に大きなショックや恐怖を受けたことにより、精神的にとらわれてしまう症状、精神的外傷」です。
「トラウマ」の使い方
「トラウマ」は、日本語で「心的外傷」と言います。
過去に大きなショックや恐怖を受けたことにより心に傷が残り、長期に渡りその出来事にとらわれてしまい、似た様な場面になると行動ができなくなってしまったり、自己嫌悪に陥ってしまいます。
主な原因はいじめや虐待、犯罪の被害、事故や災害で辛い経験をしたり、悲惨な光景を目にしたことによる精神的なストレスと言われています。
「イップス」と「トラウマ」の違い!
「イップス」は「スポーツなどをしている時に、突然自分の思い通りの動きが出来なくなる症状のこと」です。
「トラウマ」は「長期間、嫌な出来事で精神的にとらわれてしまう症状」です。
まとめ
今回は「イップス」と「トラウマ」の違いをお伝えしました。
「イップスは思う様に動けなくなる」、「トラウマは精神的にとらわれる」と覚えておきましょう。