この記事では、「イベスト」の意味を分かりやすく説明していきます。
「イベスト」とは?意味
イベントストーリーの略語でスマートフォンのゲームでよく使われる言葉となっています。
出来事(イベント)のストーリーと言った意味合いで、ゲーム全体の物語を進めるというものではなく、比較的短めのものとなっており、キャラクターひとりにスポットライトを当てたものなども存在しています。
ゲーム開始時にはないイベストが追加など言うシーンが有り、登録商標などではないため非常に幅広く使われています。
「イベスト」の概要
スマートフォンアプリのゲームにおけるイベストは作品をより深く楽しむために存在しており、本筋と一切関係ないもの、メインストーリーの裏側がわかるものなどがありますが、メインストーリーを進めるという意味合いはありません。
イベストは開放されるという言い方をし、本筋のストーリーが進んでいくと新たなイベストが楽しめるようになっている仕組みになっています。
ゲームが長く運営されていくほどイベストが充実していき、長く楽しんでいるファンへのサービスとなります。
インターネット接続の出来ない時代の据え置き型のテレビゲームにおいてはイベストの概念はほぼなかったとも言えます。
インターネット接続の出来たゲームの中でも非常に古い部類であるファンタシースターオンラインのギルドクエストというダウンロード式の本編の裏側などを知ることが出来るストーリーというシステムはイベストのはしりと言える存在だったといえます。
マンガにおいては特定のキャラクターを取り扱った番外編などがイベストに近いものと言えるでしょう。
「イベスト」の言葉の使い方や使われ方
「イベストが楽しみ」「イベストで推しキャラがメインになって嬉しい」「イベストの感想」「イベストの攻略」「イベスト解放条件」などの使い方があります。
イベスト自体はある程度ポジティブなものとしてとらえられ、イベストを進めたほうがゲームストーリー全体を進めやすくなるケースもありますが、必須というわけではないことが多くなっており、イベストをしないという選択が可能なケースもあります。
「イベスト」の類語や言いかえ
イベストという言葉がかなり多岐にわたって使われており、言い換えの言葉はそう多くないのですが、「シナリオイベント」「ショートストーリー」「サブシナリオ」などが比較的近い意味合いの言葉となっています。
イベストの対義語はメインストーリーということが出来るでしょう。
まとめ
イベストは追加ダウンロードの概念があるオンラインゲームで広まった概念と言えるもので、キャラクターをより深く知ることが出来たり、ストーリーの細かい視点を楽しむことが出来たりとゲームの世界観をより広くすることが出来るものとなっており、コアユーザーをつなぎとめる手段としても重要なので今後もこのシステムを採用するケースが多くなっていくでしょう。