「エクスペクトパトローナム」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「エクスペクトパトローナム」とは?新語・ネット用語

この記事では、「エクスペクトパトローナム」の意味を分かりやすく説明していきます。

「エクスペクトパトローナム」とは?意味

「エクスペクトパトローナム」とは、「小説や映画になっているハリーポッターシリーズに登場する呪文の名前・文言」を意味しています。

「エクスペクトパトローナム」という呪文は、「その呪文を唱えた魔法使いと関連のある動物のかたちをした守護霊を呼び出すことができる呪文」になります。

「エクスペクトパトローナム」の呪文は人間のポジティブな心理状態によって威力を高めることができますが、逆にネガティブになると呪文の効力が薄れます。

この呪文の効果は、「守護霊を召喚することによって、吸魂鬼(ディメンター)を撃退できること」です。


「エクスペクトパトローナム」の概要

「エクスペクトパトローナム」というハリーポッターをはじめとする魔法使いたちが使用する呪文が、シリーズで初めて登場したのは、第三巻の「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」でした。

「エクスペクトパトローナム」は英語で「Expecto patronum」と書きます。

その語源は、「Expecto patronum(守護霊を待ち望む)」を示すラテン語にあります。

「エクスペクトパトローナム」は幸福な記憶と共に唱える必要がありますが、主人公ハリーが呼び出した守護霊は、父親との関連が深い「牡鹿の外見をした守護霊」でした。


「エクスペクトパトローナム」の言葉の使い方や使われ方

「エクスペクトパトローナム」は、「洋画で人気のハリーポッターシリーズに出てくる呪文の名前に言及する場合」に使うことができます。

映画の中で使用される呪文の「エクスペクトパトローナム」は、「守護霊を呼び出して魂を吸い取る鬼をやっつける目的」で使われています。

しかし、インターネット上のSNS(ツイッターなど)では、守護霊による悪霊撃退などの本来の意味とは関係なく、「エクスペクトパトローナム」と友人知人に対して気軽なジョークとして使用されているケースも多く見られます。

「エクスペクトパトローナム」の類語

映画「ハリーポッター」に登場する「エクスペクトパトローナム」以外の代表的な呪文には、以下のようなものがあります。

・『アバダケダブラ』……相手を一瞬で殺すことができる死の攻撃呪文です。作中でこの呪文に耐えられたのは、ハリーとヴォルデモートだけです。

・『インカーセラス』……相手やモノをロープで縛り付けて動けなくする攻撃呪文です。

・『プロテゴ・ホリビリス』……敵のあらゆる攻撃魔法から守ってくれる強力な防御呪文です。

・『アロホモーラ』……ドアやモノにかけられている鍵を開錠することができる便利な呪文です。

これら以外にも、ハリーポッターという小説・映画にはたくさんの魅力的な呪文が登場するので、興味のある方は調べてみましょう。

まとめ

この記事では、「エクスペクトパトローナム」という映画に出てくる言葉の意味・概要を説明して、使い方・例文を紹介しました。

「エクスペクトパトローナム」というのは、「動物のかたちをした守護霊を呼び出せる上級呪文」を示している「ハリーポッター」の呪文です。

「エクスペクトパトローナム」の呪文の文言について詳しく調べたいときは、この記事の内容をチェックしてみてください。