この記事では、エスプリが効くの意味を分かりやすく説明していきます。
エスプリが効くとは?意味
エスプリが効くとは、精神または知性溢れる対応ができる様子を意味します。
エスプリには「富む」「溢れる」という意味合いが含まれる言葉です。
フランス語で「精神」を意味するエスプリは、臨機応変に物事に対応でき、個人主義的なフランス人のように鋭い切り替えしができる。
そんなことから簡潔にことをすすめられる人に当てはまる言葉となっています。
エスプリの効くの概要
エスプリの語源となるのがラテン語のspiritusで、意味としては風や空気の一吹きという意味があります。
風のように鋭く吹きつけ、空気のように乾いた知的さがあると解釈できるエスプリが効くは、知識が豊富で人へ的確にアドバイスしてあげられる人に対しても使われます。
知性が溢れる対応ができる人は、ときに間違ったことに対して鋭く指摘し、相手を納得させる攻撃的なところがあるのも特徴的です。
自分の意見が正しいと感じたときは決して人に流されることなく、最後まで自分の意見を貫き通す頑固さもあります。
しかし、時には機転が利く言葉で人を驚かせたり、楽しませる工夫ができるなど2面性の顔を持つのもエスプリが効く人の特徴です。
こんな人と友達になれたら豊かな人間関係を築けるでしょう。
エスプリが効くの言葉の使い方や使われ方
エスプリが効くの使い方は、「あの本はエスプリが効いた展開がいい」と知性に溢れたストーリー展開であったり、鋭い切り替えしがある作品に対して使われています。
また、効くという言葉をあえて使わずに「エスプリに富んだ物語」や「エスプリが効いた見応えのある映画だ」と使い、その作品がいかに優れたものか主張するために使います。
エスプリの効いたを使った例文(使用例)
エスプリの効いた例文を3つご紹介します。
・エスプリが効く作品を読むと自分も知性溢れる対応ができるようになる。
エスプリが効く作品は展開豊だからこそ、読めばどのタイミングで機転を利かせればいいのか、人に対してどのような言葉を言えばその場の雰囲気が良くなるのかが分かり、人としても豊かになれると感じたときに使います。
・彼女の作品はいつもエスプリが効くところに共感できるんだ。
彼女の作品は人を笑わせ、楽しませるエスプリが効く登場人物に共感できると思ったときに使います。
推理からラブロマンス、ホラーなど多彩なストーリーを盛り込みつつ、最後は幸せな結末が描ける作者に対してこんな人になれたら人生を楽しく謳歌できるだろうと思うときに使う例文です。
・私には人としての魅力がないからエスプリが効く魅力的な人になりたいわ。
自分には人としての魅力がないから知性に溢れ、臨機応変に対応できるような人になりたいと思うときに使います。
ここぞという時に自分の本音が言えて、人の気持ちを動かすような発言ができる人になれたら、人としても成長できると思う人はエスプリが効く魅力的な人になりたいと例えるのです。
まとめ
エスプリが効くは、溢れる知識を持っていたり、富んだ発想ができるとの意味があります。
人に例えれば多彩な知識を持ち、富んだ発想ができる素敵な人であると例えられます。
そんなエスプリが効く人になれば、職場でもプライベートでも臨機応変に対応できるようになり、いい結果を残せる人になれるでしょう。