「オープン戦」と「開幕戦」の違いとは?分かりやすく解釈

「オープン戦」と「開幕戦」の違いとは?違い

この記事では、「オープン戦」「開幕戦」の違いを分かりやすく説明していきます。

「オープン戦」とは?

プロ野球などで公式戦の期間の前後もしくは合間などに行われる非公式の試合のことを指し、基本的にはプロ野球のオープン戦では、シーズン終了後、3月初頭から 3月後半、プロ野球開幕の一週間程度前まで行われています。

こちらはセ・リーグとパ・リーグの境を持たず、試合数もチームによっては異なっているのが公式戦との大きな違いです。

ただし一応の順位をつけることは行っており優勝の概念も地味ながらあります。

ルール自体は本戦のペナントレースとは若干異なっており同点であっても9回で終了することや支配下登録されていない育成選手でも出場することが可能なこと、セ・リーグでもDH制を採用することなどがあります。

ただし毎年ルールは微調整されています。

Jリーグのオープン戦にあたる試合はプレシーズンマッチ、大リーグのオープン戦に当たる試合はグレープフルーツ・リーグとカクタス・リーグがあり、大学野球などもオープン戦があります。

オープン戦の特例としては2021プロ野球エキシビションマッチというものがあり、東京オリンピックでペナントレースを中断する事になったため行われた練習試合で、セ・リーグのチームとパ・リーグのチームが闘い同一リーグ内での試合は行いませんでした。

こちらはシーズン中に行われた非常に珍しいケースで、毎年行われる性質のものではありません。

興行収入維持のためと練習のためという目的で行われていました。


「開幕戦」とは?

プロ野球やJリーグ、カーレースのSUPER GTなどあらゆるスポーツなどでのシーズンや大会の最初の試合のことで、興行的な注目度が高い試合でもあり、プロ野球では昨年の上位3チームが主催試合を行えるようになっています。

開幕戦の投手は注目される存在であり、実力はもちろん人気も選出理由となります。

なお、サッカーワールドカップでは開幕戦が開催国の試合になるように設定されています。


「オープン戦」と「開幕戦」の違い

「オープン戦」「開幕戦」の違いを、分かりやすく解説します。

「オープン戦」はスポーツのシーズン後などに行われる非公式な練習の目的も含めた試合でスポーツのシーズン本戦ほど厳密な運営は行われておらず、プロ野球のオープン戦では試合数がチームごとに異なっていたり、登録選手のルールが軽いものとなっていたりします。

「開幕戦」はシーズンや大会の最初の試合を指し、公式戦の最初の試合になります。

注目度が高く満席になる率が非常に高い試合です。

プロ野球の開幕戦での投手は開幕投手と呼ばれ、チームを代表する存在としての注目度があります。

まとめ

「オープン戦」は非公式戦、公式戦の始まりの試合が「開幕戦」で開幕戦はオープン戦の比ではない盛り上がりを見せます。

オープン戦は練習試合の延長線上にある感覚と言えるでしょう。

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