SNSでたまに見かける言葉には、首を傾げたくなる用語もあります。
この記事では、「カンスト」と「完凸」の違いを分かりやすく説明していきます。
実生活で聞きづらい用語を、今のうちに理解しておきましょう。
「カンスト」とは?
カンストとは、最高レベルに達したこと。
上限までクリアしたので、それ以上の進化は望めないことです。
カンストとは、カウンターストップのこと。
英語で同じようなフレーズもありますが、カンストは日本で生まれた和製英語になります。
もともとゲーム業界で生まれた言葉で、主人公のレベルが上限に達することを「カンスト」と呼んでいます。
「本日カンストできそうです」や「絶対にカンストさせたい」などと用います。
最近ではゲーム以外でも、カンストが使われるように。
「トップの・最大の」という訳で、SNSを中心に扱われています。
「可愛さカンスト」だと、とっても可愛いの略。
「美人カンスト」だと美しすぎることです。
褒め言葉として使われます。
「完凸」とは?
完凸(かんとつ)とは、それ以上は突破できないこと。
限界突破が天井まで達してしまったときに、あえなく用いる言葉です。
完凸の「完」には、完全に終わり・完全に突破という訳があります。
こちらもゲームから生まれた言葉。
同じような意味をもつ用語は「限凸(げんとつ)」です。
通常のゲームでは最大限にレベルアップした後も、おまけとしてファイナルステージを用意しているものがあります。
この仕組みを利用すると、公表されているレベルよりも、最大限キャラクターの能力を引き上げていけます。
ところがこの「おまけ」もクリアしてしまい、それ以上にレベルアップできない状態が「完凸」。
これ以上突破できるものがないときに用います。
「初めての完凸!」「やった!完凸した」などと使います。
「カンスト」と「完凸」の違い
どちらもゲームから生まれた言葉ですが、近すぎて分かりづらいです。
「カンスト」と「完凸」の違いを、分かりやすく解説します。
・カンストを超えた完凸
どちらもロールプレイングゲームなど、ゲーム業界から派生した言葉です。
カンストとはカウンターストップのこと。
カウンターできないくらい、最大限にレベルが上がった状態です。
一方で完凸とは、もうこれ以上「限界突破」できないこと。
つまりステージとしては、カンストが先。
それを超えたものが完凸になります。
また完凸はおもにゲームの世界で用いますが「カンスト」はゲーム以外でも耳にする言葉です。
「とっても・最高に」などの意味として、褒め言葉として用いられています。
まとめ
「カンスト」と「完凸」の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらもゲームのプレイヤー同士の会話から生まれた言葉です。
カンストはレベルや能力が、上限まで達したこと。
完凸はゲームがクライマックスまで進み、限界突破の上限も超えてしまったことです。
カンストは「非常に・最高の」などの訳として、日常生活でも用いられています。