「キチゲ溜まる」とは?意味や使い方など概要

「キチゲ溜まる」とは?新語・ネット用語

この記事では、「キチゲ溜まる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「キチゲ溜まる」とは?意味

「キチゲ溜まる」とは、気が狂うゲージのバロメーターが溜まるという意味で、狂気にとりつかれていく様相を指します。

人間のストレスなどをゲージ化して、かつそれらストレスとなる要素が溜まることを第3者に分かりやすくするために生まれたのがこの「キチゲ溜まる」という言葉です。

あまり良い意味ではありませんが、実は割と昔から存在し、「SAN値減少」という言葉で昔から似た様な言葉が存在します。

なお、SAN値ですが、これはボードゲームなどに用いられる状態以上の値を示すもので、値が0になることで気が狂い、精神が崩壊した様子を示す言葉が存在します。


「キチゲ溜まる」の概要

「キチゲ溜まる」は、元々は、SAN値減少などの言葉で正気度が失われていく様子を示すものとして使用されていました。

ですが、いつからか、ストレスを感じた際のストレスを解消する方法の一つであるかのように使用されだしたのです。

その為、現在では、「キチゲ溜まる」という言葉は正気を失っていく様子を指すことやストレスがたまることを指すのではなく、ストレスを解消する方法でどのような異常行動を起こすかを指す言葉になったのです。

いずれにしろ、良い意味ではありませんし、異常行動を故意的に起こしてそれを自慢しあう様子を「キチゲ溜まる」と呼んでいるわけですので全くと言ってよいほど良い意味ではありません。

むしろ、異常行動のように見せて他社に対して迷惑をかける様子も「キチゲ溜まる」と呼びますのでどの部分がゲージが溜まる要素があるのかという疑問も存在するようになりました。


「キチゲ溜まる」の言葉の使い方や使われ方

「キチゲ溜まる」は、元々はストレスなどでだんだんと正常な判断ができないゲージが溜まることを指していましたが、現在ではストレスを解消するための異常行動を起こすことを指すようになりました。

ですので「キチゲ溜まる」は、ゲージが溜まった結果、異常行動を起こしたという自慢をするだけの言葉になったのです。

その為、この言葉は言ってしまえば、「キチゲが溜まった」のでどのような異常行動を起こすかというようなニュアンスで使用されているのです。

「キチゲ溜まる」の類語や言いかえ

似たような意味であれば、「SAN値減少」や、「狂気のバロメーター増加」という言葉があり、いずれも異常行動を起こすためのきっかけとして使用される言葉です。

まとめ

「キチゲ溜まる」は、元々はだんだんとおかしくなりそうな感情が高ぶることを意味する言葉でしたがいつしか、故意で異常行動を起こす意味になりました。

ですが、本来は、「SAN値減少」などのような意味合いと同じで異常行動を故意で起こすのではなく、おかしくなり様であるという意味で使用されるのが正しいです。

ただ、ゲージが溜まったからどうであるかについては人間個人の問題で、異常行動を起こすかどうかも個人の自由であるためゲージが溜まる=異常行動を起こすとするのは間違いであると言えます。