新しい習い事を始めようかなと思うとき、ジャンルの差が気になることもあります。
この記事では、「クラシックバレエ」と「モダンバレエ」の違いを分かりやすく説明していきます。
自分にぴったりのお稽古を見つける、ヒントにしてみてください。
「クラシックバレエ」とは?
クラシックバレエは17世紀に生まれた、歴史あるバレエのこと。
伝統にのっとった、正統派のバレエダンスです。
クラシックバレエの代表が白鳥の湖。
誰もがテレビなどで観たことのある、美しい踊りです。
このとき女性はすらりと長い脚がきわだつ、可憐なチュチュを着用します。
スカートの部分は水平に横に広がっていて、しっかりとしたハリと固さもあります。
クラシックバレエを習うメリットは、歴史あるバレエの真骨頂に触れられること。
規律やルールは厳しいものの、何百年も続いてきたバレエの基礎をしっかり学べます。
集中力や体幹力、そして表現力が上がる良さもあります。
普段の生活では身につけられない、上品な立ち居振る舞いが自然と身につきます。
「モダンバレエ」とは?
モダンバレエは20世紀を過ぎて生まれた、新しいバレエのこと。
自由で自分らしいスタイルを追求した、軽やかなバレエダンスです。
モダンバレエはバレエから、かた苦しさを取りのぞいた現代的なダンスです。
使われる音楽、そして身に着ける衣装にも決まりがないので、大胆なアレンジを加えられます。
女性はモダンドレスと呼ばれる、くるぶし丈のロングドレスを着用することが多いです。
モダンバレエを習うメリットは、体を動かすことの楽しさを学べるということ。
振付の先生に色々なテイストを教えてもらえるので、常に新鮮な気持ちでレッスンに向かえます。
伝統という枠にとらわれずに、カジュアルな踊りを楽しめます。
「クラシックバレエ」と「モダンバレエ」の違い
どちらもお子さんや大人の習い事に人気の種目です。
「クラシックバレエ」と「モダンバレエ」の違いを、分かりやすく解説します。
・歴史あるクラシック、現代的なモダンバレエ
「クラシックバレエ」と「モダンバレエ」は、どちらもバレエの種類です。
ただ生まれた年代がまったく異なります。
クラシックバレエは17世紀のフランスで生まれたので、ルールや格式を大切にする内容となっています。
またモダンバレエは近代に生まれたもので、ストリートダンスに近い自由な要素もたのしめます。
バレエの基礎を学びたいなら、クラシックバレエを。
バレエという枠に捉われず、ダイエット目的で踊りたいならモダンバレエを。
うまい使い分けがおすすめです。
まとめ
「クラシックバレエ」と「モダンバレエ」の違いを分かりやすくお伝えしました。
クラシックバレエは古典的で、オーソドックスなバレエダンスのこと。
モダンバレエはクラッシックダンスに対抗するように生まれた、より近代的なダンスです。
バレエの基礎を学びたいならクラシックを。
気軽にダンスに通いたいならモダンバレエがおすすめです。