「ケチ臭い」の意味とは?
「ケチ臭い」とは、せこせこしているという意味で使う言葉です。
そのような行為や行動などを指して使いますが、そう思った人そのものに使うこともできます。
例えば、「あいつはケチ臭い」のような使い方がそれに当たり、行為や行動を指す場合は「ケチ臭いことするなよ」といったような用い方になります。
「ケチ臭い」の表現の使い方
「ケチ臭い」の表現の使い方を紹介します。
せこせこしているという意味の言葉なので、決していい意味では使いません。
どのようなシチュエーションで使われることが多いかと言うと、3人で1400円という勘定だった際に、1人だけ400円で済ませようとした(他の2人に500円ずつ払ってもらおうとした)時などがそれに当たります。
このように、完全な「ケチ」という訳ではなく、少しでも得しようとするのが「ケチ臭い」人の特徴で、それによって周りに嫌な思いをさせることも少なくありません。
「ケチ臭い」を使った例文と意味を解釈
「ケチ臭い」を使った例文と、その意味の解釈です。
できるだけ節約や倹約しようという意味とは異なり、必要な支払いまで可能な限り少なくしようとすることだと考えておくといいでしょう。
「ケチ臭い」を使った例文1
「あんなにケチ臭い奴だとは思わなかった」
何かの際に、その相手がそのようだと分かってしまったようです。
ケチ臭いことは先のように節約や倹約とは違い、とても褒められたものではありません。
「ケチ臭い」を使った例文2
「あまりケチ臭いことばかりしていると、皆から嫌われるぞ」
せこせことするのが当たり前になっているような人に対して、そのようなことはいい加減にしておくようにと使っています。
ですが、これは人から言われて直るというものでもなく、多くは性格的なものだと考えてください。
「ケチ臭い」の類語や類義語
「ケチ臭い」の類語や類義語を紹介します。
どちらも似た意味の言葉です。
「セコイ」【せこい】
せこせことしていることで、「ケチ臭い」は、この言葉に置き換えることができます。
「セコイことばかりしている」とすれば、「ケチ臭いことばかり~」と使っているのと同じです。
「吝嗇」【りんしょく】
あまり見聞きしない言葉ですが、「ケチ」の最大級の表現だと解釈してください。
特には必要なものに対しての支払いまで拒むような様子に使う言葉で、そのケチの程度は「ケチ臭い」どころではありません。
そのような人は「吝嗇家」と表現され、決して誰にも好かれることはないでしょう。