この記事では、動物の耳を持った人型キャラクターを指す「ケモミミ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ケモミミ」とは?意味
獣耳とも書く言葉で、獣の耳を持った人間型のキャラクターを指し、動物と人間の割合はキャラクターや作品によって異なり、耳以外はほぼ人間というタイプもあれば、二足歩行で服を着ている動物というケースもあります。
ケモミミはアニメなどで見られる表現ですが、実写でやると実物の耳を隠す工夫が必要になります。
ケモの部分は獣という意味で、猫、犬、うさぎ、キツネ、馬などの耳がキャラクターに使用されています。
カバや象などはレアケースと言えるでしょう。
キャラクターとしては鳥の耳は目立つ位置にないため、トリミミという言葉はケモミミに対応する言葉としては存在していません。
「ケモミミ」の概要
ケモミミは実際に行うにはカチューシャを装着するのが手軽で、コスプレ用のケモミミカチューシャなどもあります。
ツルの位置関係から眼鏡との関係性が難しいのがケモミミでもあり、イラストのキャラクターである場合は髪型で工夫して眼鏡のツルの位置をわかりにくくするなどの例があり、コスプレ、イラストの両方であらゆるケモミミのキャラクターは頭頂部に位置するケモミミ部分には眼鏡のツルが来ないようにされています。
この問題はヘッドホン、耳あて、電話などでも見られ、絵柄的な問題から人間の耳のあたりに電話を当てているというケースも見られます。
なお、尖っている耳はエルフ耳でありこういった種族の耳ではありますが、ケモミミの一種ではありません。
ケモミミはキャラクターの世界観を一気にファンタジーに進めることが出来る手法なのでイラストの世界では重宝しており、既存のキャラクターのケモミミ化というケースも見られます。
対義語的な言葉としては人型のキャラクターで耳の位置がメカになっているメカ耳という言葉があり、アンドロイドなどのキャラクターで使われます。
「ケモミミ」の言葉の使い方や使われ方
「ケモミミカチューシャが可愛いが何の動物かがわからない」「ケモミミなら何の動物がいい?」「ケモミミの逆のヒトミミはちょっと不気味だ」などの使い方ができます。
コスプレやキャラクターデザインのポイントとして指すケースが多くなると言えるでしょう。
「ケモミミ」の類語や言いかえ
「獣耳」「動物の耳」などがケモミミそのものの言い換えや類語で、「猫耳」「犬耳」「馬耳」「兎耳」など、特定の動物の耳を指すケースであれば非常に言い換えが出来る言葉が多くなります。
まとめ
ケモミミは獣の耳そのもの、または獣の耳を持った人型のキャラクターを指す言葉で、イラスト、フィギュア、コスプレを問わずに使うことが出来ます。
ただし実際には猫耳などモチーフになっている動物の耳を指すケースのほうが多くなっています。
キャラクターデザインとして魅力的なため、マンガのテーマにされたのもあります。