この記事では、「ゲーマー」と「ゲーム廃人」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゲーマー」とは?
「ゲーマー」には2つの意味があります。
一つは、新しいテレビゲームやコンピューターゲームを、論理的に調べたり、構成などを明らかにしたりして、ゲーム雑誌に載せる人のことです。
趣味で雑誌に寄稿しているのではなく、仕事として行っている場合がほとんどです。
新しいゲームの情報を知りたい人は少なくなく、解析や分析した情報に需要があります。
もう一つの意味は、テレビゲームやコンピューターゲームで遊ぶ人のことです。
実物のカードを使ったゲーム、オセロ、チェスなどで遊ぶ人のことではありません。
また、この人たちは単に遊ぶだけで、雑誌に情報を載せることはありません。
テレビゲームやコンピューターゲームのジャンルには、シミュレーション、ロールプレイング、パズル、アクション、レースなどさまざまあります。
「ゲーマー」という言葉には、どのようなゲームで遊んでいるのかは意味に含まれていません。
どのようなジャンルであっても、テレビゲームやコンピューターゲームで遊ぶ人のことを指しています。
「ゲーマー」の使い方
ゲームで遊ぶ人を指して使うことが多いです。
ゲームのジャンルは問いません。
テレビやコンピューターを使ったゲームで遊ぶ人を指しており、実物のカード、オセロ、チェスなどで遊ぶ人のことを指しては使用しないことが一般的です。
「ゲーム廃人」とは?
テレビゲームやコンピューターゲームに熱中し過ぎて、心身に影響がでたり、日常生活に支障がでたりしている人のことです。
この言葉が指しているゲームとは、テレビゲームやコンピューターゲームのことが一般的で、実物のカードやオセロなどのことではありません。
廃人には、傷害や疾患のために通常の生活を送れない人という意味があります。
「ゲーム廃人」は、ゲームが原因で通常の生活を送れなくなってしまった人を指しています。
ゲームには依存性があるといわれています。
ゲームは熱中しやすく、熱中するあまり、それなしでは生活できなくなってきてしまうことがあるのです。
ゲームに熱中しているため、学校に通えなくなったり、ひきこもりになったりすることもあります。
「ゲーム廃人」の使い方
ゲームが原因で通常の生活を送れない人を指して使用をします。
「ゲーマー」と「ゲーム廃人」の違い
どちらの言葉もテレビゲームやコンピューターをしている人のことを指していますが、同じものではありません。
前者は、ゲームとうまくつき合えている人です。
それが原因で日常生活を営めなくなるようなことはありません。
後者は、ゲームが原因で通常の生活を送ることが困難になっています。
「ゲーマー」の例文
・『ゲーマーの仲間と遊ぶ』
・『ゲーマー同士の会話は盛り上がる』
「ゲーム廃人」の例文
・『ゲーム廃人にならないように気をつける』
・『ゲーム廃人だという人の話しを聞いたことがある』
まとめ
どちらの言葉にもテレビゲーム・コンピューターをしている人の意味が含まれていますが、ゲームとのつき合い方が違います。