この記事では、「コンテキストルート」と「コンテキストパス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コンテキストルート」とは?
「コンテキストルート」というIT用語は、「ウェブアプリケーションにおける最上位のパス(URL)」を意味しています。
ウェブアプリケーションというのは「独立したソフトウェアとしてのアプリ」ではなくて、「ウェブ上のURLにアクセスして使用するタイプのアプリ」のことを指しています。
ウェブアプリケーションへの移動は「相対パス」で行われますが、一般的なウェブサイトのように単純に相対パスを記述すれば良いわけではありません。
「getContextPath()」のメソッドによって、ウェブアプリケーションのパスを取得した後に相対パスで移動する流れになります。
「コンテキストルート」は例えば、「http://myserver:8080/super_sns01/user/choice/applimode. jsp」のURLでウェブアプリを使う場合、最上位パスの「http://localhost:8080/super_sns01」になります。
「コンテキストパス」とは?
「コンテキストパス」とは、「ウェブサーバーから見た場合に、特定アプリを示すコンテキストルートまでのパス」を意味しているIT用語です。
「コンテキストパス」というのは、「URLにおいてウェブアプリケーション(コンテキスト)を区別するための部分」を指し示しています。
「コンテキストパス」というときの「コンテキスト」とは、「ミドルウェアであるウェブサーバーが動かしている個別のウェブアプリケーション」を示唆しています。
例えば、「http://myserver:8080/super_sns01/user/choice/applimode. jsp」のURLでウェブアプリにアクセスするのであれば、「super_sns01」の部分が「コンテキストパス」になります。
「コンテキストルート」と「コンテキストパス」の違い
「コンテキストルート」も「コンテキストパス」も、ウェブアプリケーションにアクセスするURLの表記と関係するIT用語です。
「コンテキストルート」というのは、「特定のウェブアプリケーションにつながる最上位のパス」を意味しています。
それに対して、「コンテキストパス」とは、「ウェブアプリケーションを区別できるURLの//で囲まれた部分」を示している違いを指摘することができます。
例えば、「http://abczzz:8080/neotype_sns07」という「コンテキストルート」がある場合、その「コンテキストパス」は「neotype_sns07」になるといった点が異なっているのです。
まとめ
「コンテキストルート」と「コンテキストパス」の違いについて分かりやすく説明しましたが、いかがでしたか?
「コンテキストルート」とは、「ウェブアプリケーションを特定することができる一番上の部分のパス」を意味しています。
「コンテキストパス」は、「ウェブアプリの種類を区別するためのURLの部分」を 「コンテキストルート」と「コンテキストパス」の違いについて詳しくリサーチしたいときは、この記事の内容をチェックしてみてください。