この記事では、「コンピュータ 」と「インターネット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コンピュータ」とは?
複雑な計算、プログラムの処理を自動的に行う電子機器で、情報処理やデータ処理、文書作成、画像や動画の編集、ゲームなど様々な用途に使うことが出来ます。
現在人の手に触れ、様々なプログラムを実行させる身近なコンピュータ機器はパソコンとスマートフォンとゲーム機ですが、自動車や電車であればモーターやガソリンの点火などの制御などにコンピュータが使われており、デジタルカメラやテレビや自動販売機などもコンピュータによる制御が行われていることから、コンピュータは非常に身の回りにたくさんあるといえるでしょう。
懐中電灯、ドライヤーなどは基本的にコンピュータは内蔵されていません。
デジタルカメラは二次元データをコンピュータに取り込んで編集することが出来ます。
CGはコンピュータグラフィックスの略で、コンピュータを介して描かれた画ですが、3D、2D、白黒のマンガの絵など非常に表現が広くなっています。
「インターネット」とは?
電話回線によってコンピューター同士をつなぎ、ホームページなどの形でデータを自在に閲覧、やり取りができるようにしたもので、現在ではデータだけではなく、音声や動画も見ることが出来、インターネットを介して商品の購入もできるようになっています。
インターネットは回線が必須となっており、現在では高速な光回線やスマートフォン端末では4G、5G回線となっています。
現在社会システムはコロナワクチンの接種予約がインターネットで行われるなど社会インフラとしての役割を担っている面があります。
インターネット以前はキャプテンというシステムで文字情報を使ってチケット予約やイベント情報を得られるものが90年代以前に実証実験されていました。
また、インターネットは世界中に広がっていて、海外のホームページを日本から見ることも容易ですが、会社内専用のネットというのも存在します。
「コンピュータ 」と「インターネット」の違い
「コンピュータ 」と「インターネット」の違いを、分かりやすく解説します。
「インターネット」は「コンピュータ」を回線でつないだもので、サーバーと呼ばれるコンピュータから様々なデータを閲覧したりデータを送ったりすることが出来ます。
「コンピュータ」と「インターネット回線」がインターネットを成立させるための大前提で、個人や企業が使用するパーソナルコンピュータなどの「コンピュータ」はインターネットに接続しなくても様々なプログラムを作動させたり、文書制作をすること自体は可能です。
ただし現在のパーソナルコンピュータはインターネット接続が前提です。
また、自動販売機や自動車の制御にもコンピュータは使われ、この制御には直接的にインターネットに接続しない場合が大半です。
まとめ
コンピュータとインターネットは非常に密接なつながりがあり、インターネットからコンピュータは切り離せない関係にあります。
コンピュータはインターネットなしでも使われるケースも多々ありますが、現在パソコンやゲーム機、スマートフォンなど個人の手に触れるコンピュータはほぼインターネットに接続できるものとなっています。