「ゴリラ」と「キングコング」の違いとは?分かりやすく解釈

「ゴリラ」と「キングコング」の違い違い

この記事では「ゴリラ」「キングコング」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ゴリラ」とは?

「ゴリラ」とは、霊長目ヒト科ゴリラ属に分類されている動物の総称です。

体長はオス170~180cm、メス150~160cmで、体重はオス150~180kg、メス80~100kgです。

毛色は黒や暗灰褐色で、オスは生後13年で背中の体毛が白くなりシルバーバックと呼ばれ、生後18年で後頭部が突出するのが特徴です。

ゴリラは血液型がありますが、人のものとは異なっています。

ギリシア語で「毛深い部族」が由来となっています。

西側個体の「ニシゴリラ」と東側個体の「ヒガシゴリラ」と分けられる事もあります。

多湿林に生息し、昼行性で夜になると日ごとに違った寝床を作り、地域や亜種によって違いはあるものの、単独のオス、オス1頭と雌複数の群れ、複数のオスメスの群れからなるのが一般的です。

父ゴリラから生まれたオスは、群れの他のメスと交尾しようとすると、父ゴリラが威嚇するため、オスは群れから離脱してしまいます。

群れの大きさは低地では20頭以下、高地では30頭以上になることもあります。

植物食の傾向が強い雑食で、果物、植物、アリなどの昆虫を食べます。

「ゴリラ」と言えば胸を両手で交互に叩く「ドラミング」が有名ですが、この行動は胸を叩いて自己主張する事で衝突をさけるために距離を取るための行動だと考えられているそうです。


「キングコング」は?

「キングコング」とは、1933年からアメリカで作成された特撮映画に登場する巨大な猿の怪獣の事です。

映画は大ヒットとなり、以降多数の続編映画やゲームなどの色々な分野に多大な影響を与え、世界でもっとも有名なキャラクターの一つです。

「キングコング」は映画監督のメリアン・C・クーパーが考案したキャラクターで、ゴジラシリーズなどの日本映画にも登場しています。


「ゴリラ」と「キングコング」の違い

「ゴリラ」「キングコング」の最大の違いは実際に存在する動物と、創作されたキャラクターであるということです。

「ゴリラ」は動物園などで実際に動いている様子を観察する事ができますが、「キングコング」は映画や創作物の中に登場する巨大な猿の事で、実際には存在しません。

ただ「キングコング」「ゴリラ」の姿形を模したものであることは明白で、巨大なゴリラと言う認識でもよいでしょう。

まとめ

「ゴリラ」は実際に生息している、胸を両手で叩く「ドラミング」が有名な動物ですが、「キングコング」は創作物の中に登場する非常に人気の高いキャラクターです。

日本人もゴジラと戦っている「キングコング」を映画で見た人も多いでしょう。

実際に「キングコング」が街に現れたら、多大な被害は免れないでしょうが、あくまで実際には存在しない生物ですので心配する事はありません。

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