この記事では、「サクラ」を分かりやすく説明していきます。
「サクラ」の意味
客のフリをした仕込み客、おとりのこと。
「サクラ」の解説
関東では、3月の終わりころから4月になると「サクラ」の花が咲き乱れますが、その「サクラ」のことではありません。
ここでいう「サクラ」とは、おとり、偽客のことです。
公演の主催者や販売店に雇われて、公演の雰囲気をよくしたり、商品の売れ行きをよくしたり、特定のサービスに客を引き込んだりする者を「サクラ」といいます。
江戸時代、歌舞伎を無料で見せてもらう変わりに、掛け声を出したり、その場を盛り上げる者がいました。
この者やその行為のことを「サクラ」と呼んでいました。
「サクラ」の使われ方
「あのマッチングアプリ、サクラばかりだよ」と使われる場合、マッチングアプリに登録している人はサクラが多く、本当に出会いを求めている人は少ない、出会いが少ないことを意味します。
「あの行列、サクラが並んでいるんじゃないの」といった使い方もします。