「シックな色」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「シックな色」とは?意味と使い方

この記事では、「シックな色」の意味を分かりやすく説明していきます。

「シックな色」とは?意味

「シックな色」とは、上品でしゃれており、粋な色を指す場合に使われる言葉です。


「シックな色」の概要

「シックな色」とは、フランス語の“chic”をカタカナ読みした言葉です。

英単語での“sick”「病気である」という別の意味ですので、間違えないようにしましょう。

もともと、フランス語におけるchic”の意味は、「技術」「熟練」という意味を持っていましたが、この意味が派生し「技術が兼ね備えており、上品である」という意味で使用される事が増えていきます。

さらにこの意味が「垢ぬけている」「上品でおしゃれである」という意味に変わっていき、近年ではこちらの意味として使われる機会が多くなっています。

具体的に「シックな色」とは、どのような色を指すかと言いますと「粋で垢ぬけている」という意味が表すように大人びた色であり、落ち着いた上品な色を指します。

三原色を全面に押し出したようなカラフルで派手な色合いについては「シックな色」とは言わず、薄いグレーや、落ち着いた青色などが「シックな色」の代表と言えるでしょう。

ただ、どの色が落ち着いていて上品がある色かというのは人それぞれ認識の違いもあるので、一概にこの色が「シックな色」と決まっているわけではありませんが、一般的に派手でカラフルな色については「シックな色」とは言われません。


「シックな色」の言葉の使い方や使われ方

「シックな色」は上述したように「落ち着いていて上品でおしゃれな色」を指します。

「シック」という言葉は、「色」だけを表す言葉ではなく「シックな建築」「シックなデザイン」など様々な表現として使われます。

意味合いとしては「シックな色」と同様に「おしゃれであり、品がある」という意味になります。

「シックな色」「おしゃれな色」「品がある色」を指しますので、派手な色合いを表現する際には使われず、どちらかというと落ち着ており、大人びた色を指す場合に「シックな色」と表現されます。

具体的には「グレー」「薄いブルー」「暗い赤色」「モノトーン」などの派手ではない色を指す場合が多くなっています。

「シックな色」を使った例文(使用例)

・『彼女のファッションはシックな色を基調としておりとても上品だ』
・『シックな色を基本とした服装には憧れがあるが、子供っぽい私には似合わないだろう』
・『僕の両親はシックな色を好んでいたので、実家の家具はどれも品がある色合いの物ばかりだった』

まとめ

「シックな色」とは、上品であり粋な色を指します。

大人びた色という意味も持ち合わせているので、「シックな色」とは、落ち着いた上品な大人のイメージを持てばよいでしょう。

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