「シャフ度」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「シャフ度」とは?新語・ネット用語

SNSをチェックしていると、知らない造語が出てくることもあります。

この記事では、「シャフ度」の意味を分かりやすく説明していきます。

トレンドワードを短時間でおさえていきましょう。

「シャフ度」とは?意味

「シャフ度」とは、小首を少し上にあげた、おもむきのある表情やポーズのこと。

シャフ角度ともいわれている、いまトレンドの言葉です。

「シャフ度」はコスプレで撮影をおこなうとき、友だち同士でアンニュイな写真を撮りたいときに、よくつかわれています。

顔全体を背中の方にのけぞらせた、少々きつめのポーズになります。

かなり気合を入れないとできないので、シャフ度に挑戦することを「シャフ度チャレンジ」ともいっています。

シャフ度をすると、アゴのラインがきわだって、実物よりも痩せて見えます。

また目力が出るのでドキッとするような、セクシーな1枚が撮影できます。

またシャフ度のもうひとつの特徴は、長めの前髪です。

一方の瞳を前髪で隠すようにすると、より雰囲気のある1枚にしあがります。

いつものアングルに飽きてしまったときに、おすすめの手法です。


「シャフ度」の概要

「シャフ度」はアニメ制作会社・シャフトの演出方法からうまれた言葉。

シャフトはアニメ好きなら知らない人はいない、有名な制作会社です。

もともとは大手の下請け作業を手伝っていた小さな企業だったのですが、キャリアを積み、今では日本アニメ界を代表する存在になっています。

シャフトの代表作品には『ニセコイ』『化物語』『さよなら絶望先生』などがあります。

「シャフ度」はシャフトの作品の中でも、まばたきするのを忘れてしまうくらい印象的なシーンで用いられます。

繊細さをアピールしているので、女の子のキャラクターに使われることが多いです。

この構図が出ると、思わず背筋がゾクッとします。

メッセージ性の高い演出方法です。


「シャフ度」の言葉の使い方や使われ方

「シャフ度」はこのように用います。

・シャフ度ポーズを描いてみた。思ったよりもうまく描けた。

・自宅のにゃんこがシャフ度ポーズをしていて、思いっきり笑った。

・コスプレをして、話題のシャフ度にチャレンジしてみた。

「シャフ度」はSNSに「シャフ度っぽい写真」をアップしたとき、コメントとして使うことが多い言葉です。

自分で描いたイラスト、ペット、コスプレの写真などを添付しておこないます。

「シャフ度」の類語や言いかえ

「シャフ度」と同じような言葉には、次の単語もあります。

・シャフ角度
・制作会社シャフト
・シャフトの構図
・新房昭之監督
ちなみに新房昭之監督は、シャフ度の生みの親といわれるアニメクリエイターです。

新房昭之監督の大好きな演出のひとつが、小首をあげるシャフ度です。

なぜ新房昭之監督が、見返り美人のようなシャフ度にこだわっているのかは明らかにされていません。

一説にはキャラクターに「空を見せたいから」という噂もあります。

まとめ

「シャフ度」にまつわる意味や使い方をお伝えしました。

いまトレンドになっている「シャフ度」とは、顔全体を背中にしならせる、風情あるポーズのこと。

アニメ制作会社シャフトが好んでおこなう構図です。

アニメ鑑賞のお楽しみにすると、とても盛り上がります。