この記事では、「ステマギ」の意味を分かりやすく説明していきます。
アニメにまつわる造語を調べていきましょう。
「ステマギ」とは?意味
「ステマギ」とは『魔法少女まどか☆マギカ』のこと。
誹謗中傷のニュアンスも含まれているので、根っからのファンは使わない表現です。
『魔法少女まどか☆マギカ』を快く思っていないアンチ系から、生まれたフレーズになります。
そもそも「ステマギ」とは「ステマ」と『魔法少女まどか☆マギカ』の造語です。
「ステマ」というのは、ステルスマーケティングのこと。
ステルスマーケティングというのは、いま話題になっているマーケティング法です。
消費者に悟られないようにそっと広告を出す、新手の手法です。
ステマは炎上商法のひとつとなっているので「ステマギ」もバッシングを連想させる、強い言い回しとなっています。
「ステマギ」の概要
「ステマギ」にステマ疑惑が持ち上がったのは、アニメ制作会社の公式サイトに、おかしなリンクが載っていたからです。
『魔法少女まどか☆マギカ』は数多くの有名アニメを世に送り出してきた、シャフトという会社が手がけています。
このシャフトの公式サイトに、アニメを評価する個人ブログ「やおらん」が掲載されていました。
本来であれば、それぞれ独立しているはずのサイトなのに、妙なつながりが見えたことから、アニメファンは疑心暗鬼に。
「シャフトとやおらんは繋がっているのではないか?」という、あらぬ噂が流れるようになりました。
ヒット作を連発する、老舗アニメ制作会社だからこそ「ズルは許さない」という、ファンからの厳しい目が向けられたようです。
「ステマギ」の言葉の使い方や使われ方
「ステマギ」はこのように使います。
・『ステマギと批判されるけど、真実は闇の中だな』
・『ステマギかあ、神アニメなのにガッカリだ』
・『ステマギといわれても、まだまだファンは続けます』
「ステマギ」は『魔法少女まどか☆マギカ』のステルスマーケティング疑惑のことです。
騒動は以前より下火になっていて「神アニメだから多めに見てあげる」という意見も出始めています。
また『魔法少女まどか☆マギカ』のファンが自虐ネタとして、ステマギを用いることもあります。
「ステマギ」の類語や言いかえ
「ステマギ」に関連のある言葉は、次のフレーズです。
・ステマ厨
・アナ雪2ステマ疑惑
ステマ厨(すてまちゅう)とは、ステルスマーケティング疑惑を持ち出して、その企業をたたくクレーマーのこと。
「アナ雪2ステマ疑惑」とは、映画公開日に多くの漫画家が「アナ雪」を持ち上げるTwitterを投稿したことから「ステマではないか?」と炎上する騒ぎになった事件です。
まとめ
「ステマギ」の意味と使い方をレッスンしました。
「ステマギ」とは『魔法少女まどか☆マギカ』をおちょくる表現のこと。
アニメ制作会社のサイトに、他社のアニメ評価サイトが掲載されていたため「ステマなのでは?」と疑惑が持ち上がり、この名前がつきました。
真実はよく分かっていません。