「ストイック」とは?意味や使い方を解説

カタカナ語

「ストイック」とは?

「彼はストイックな人だ」などのフレーズで、「ストイック」という言葉を聞く機会が多いと思います。

みなさんの中にも「ストイック」だと言われているタイプの人がいるかもしれません。

しかし、それでは「ストイック」とは、どのような意味かと聞かれたら、返事に困ってしまう人もいるかもしれません。

そこで、「ストイック」という言葉の意味や、「ストイックな人」と言われる人に共通する特徴を紹介します。

「ストイック」の意味

「ストイック」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「ストイック」は、英語にすると“stoic”と表記します。

そもそも、ストア学派と呼ばれるグループの哲学者の事を“stoic”と呼んでいたのが始まりとされています。

そしてストア哲学が「禁欲主義」を唱えていたため、“stoic”という言葉には「禁欲的」という意味があります。

カタカナ語の「ストイック」にも、「禁欲的」「自分に厳しい」「意志力が強い」などの意味があります。

「ストイック」の言葉の使い方

「ストイック」には、「自分に厳しい」「禁欲的」などの意味があります。

そこで身近にそのような傾向が見られる人を見た時に、「ストイック」という言葉を使ってみましょう。

例えば、目標を決めたら妥協せずに目標に向かって突き進む人は「ストイック」と言えるでしょう。

またダイエット中に飲み会などの誘いが合っても、食べ過ぎたり飲みすぎたりしない人も、自分を律する事ができる「ストイックな人」と言えるでしょう。

このような人と出会った時、「ストイック」という言葉を使ってみましょう。

「ストイック」を使った例文

「ストイック」という言葉を使った例文を紹介します。

様々な場面における、「ストイック」を使った文章を見て行きましょう。

「ストイック」の例文1

「Aさんは、目標を定めたら決して妥協しない『ストイック』さを持っている」

目標を掲げる事ができても、それを実行に移し、さらに継続するためには、強い自制心や意思が必要になります。

この例文に登場するAさんは、自制心と意思を持ち合わせている「ストイック」さがあります。

「ストイック」の例文2

「Bさんは、有名な女優になっても、演技への探求心を忘れない『ストイック』な女優だ」

有名になるため、一流になるために努力する事ができても、その努力を継続する事は難しいものです。

この例文に登場するBさんのような「ストイック」さを持ち合わせる人だけが、超一流になれるのかもしれません。

「ストイックな人」の特徴

最後に「ストイックな人」に共通する特徴を紹介します。

誰もが認める「ストイックな人」には、どのような共通点があるでしょうか。

「決めたら最後まで続ける」

例えばダイエットを始めたら、目標体重に達するまで決してダイエットを止めない人は、「ストイックな人」です。

目標を完遂するまで自分を律して、モチベーションを切らさずに済む意志の強い人です。

「淡々としている」

「ストイックな人」と呼ばれる人は、目標を達成する時に大騒ぎしません。

スマートで淡々と思えるような態度で、自分に課したタスクをこなし、涼しい顔で目標を達成します。

一方で大騒ぎしながら目標を達成するタイプの人は、「努力家」と呼ばれたり「頑張り屋さん」と呼ばれたりするでしょう。

「流されない」

ダイエットや禁酒、禁煙などが失敗するいちばんの理由は、周囲の人の行動に流されてしまうからです。

ダイエット中に焼肉食べ放題に誘われて暴飲暴食してしまったり、禁煙中に愛煙家と飲みに行き、流されてタバコを吸ってしまう人が後を絶ちません。

「ストイックな人」は、誘いを断る事もできますし、誘いに乗っても最後の一線を越える事がありません。

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