この記事では、スマソの意味を分かりやすく説明していきます。
スマソとは?意味
スマソとは、軽い気持ちで謝るときに使う言葉です。
丁寧語の「すみません」を「すまん」と簡易的に言い表し、その言葉を砕けた言い方で表す言葉でもあります。
カタカナで「スマン」と表し、その「ン」をよりユニークに掲示板へと書き込みする人や、チャットで親しい人に使うとき「スマソ」とおどけた言い方で重過ぎない謝り方をするときに使うわけです。
スマソの概要
現在は、5ちゃんねるの人気掲示板である2ちゃんねるで頻繁に使われている謝罪の言葉です。
「ごめんなさい」と謝るときに使われる言葉ですが、どこかおどけているような謝罪する言葉にも聞こえますので、怒っている相手も許してあげたくなる言葉なのです。
真剣に謝っているようには聞こえない言葉でもありますので、迷惑をかけて激怒している人に対してではなく、自分がやってしまったことで残念に感じている人に対して「間違ってスマソ」と謝ります。
また、長い文章を書いてしまい、相手を少し疲れさせてしまったときや、少しはしゃぎすぎてしまったとき「スマソ」と謝り、相手を癒す意味として使える言葉です。
スマソの言葉の使い方や使われ方
掲示板での使われ方は、やり取りしていた相手に対して間違ったことを言ってしまったときや、教えてくれたことが理解できないとき「スマソ、わからないんだ」と自分が困っている様子を伝えます。
わからないからもう一度教えてほしいという気持ちも込めて使うこの言葉は、自分が書き込みしたときに「長文になってスマソ」と謝罪するときにも使われています。
また、自分が持つ知識を披露するとき詳しく書き込みすぎたときに謙遜する意味でも「駄文すぎてスマソ」と照れながら謝るとき使える言葉です。
2ちゃんねるのような掲示板ではアスキーアートとして使うこともあり、絵文字で人物の絵を立体的にうまく描いたとき「うますぎて悪いね」という意味も込めて真ん中に「酢マソ」と書くこともあります。
スマソを使った例文
・主人公が脇役に恋人を奪われてしまうらしい。あ、ネタバレだ。スマソ。
・スマソばかり言っている人は依存症になっており、すぐに謝ればいいと思っているので嫌い。
・本気で謝罪してほしい場面でスマソと言うと頭にくる人もいるので気をつけよう。
これから放送されるドラマでは、主人公が脇役に恋人が奪われてしまう展開になると知っている人が思わずまだ視聴していない相手に言ってしまったことを謝るときに使います。
そんなスマソを頻繁に使う人は何かとこの言葉を使いたがるところが相手を怒らせ、嫌われてしまいます。
それに、本気で謝罪してほしい場面で気軽にスマソを言うのは相手の怒りをさらに増幅させる原因となりますので、真剣に謝るときは「すみません」と謝りましょう。
まとめ
親しい仲間や友人など気軽に謝れる相手であれば受け入れられるスマソは、真剣に謝罪しなければならないときは使えない言葉ですので、使い方に気をつけましょう。
軽く謝ってもいい場面や、おどけて謝ってもいい相手に対してタイミングを見計らって使えば、「面白い人だ」と反対に好印象をもたれることもあります。