「ズゴック」と「ズゴックE」の違いとは?分かりやすく解釈

「ズゴック」と「ズゴックE」の違いとは?違い

この記事では、「ズゴック」「ズゴックE」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ズゴック」とは?

「ズゴック」は、ジオン公国軍が開発した水陸両用モビルスーツです。

なお、「ズゴック」はゴッグという水陸両用モビルスーツのデータをもとに作り上げた機体でアッガイと同じように隠密行動も可能としたモビルスーツです。

水中特性モビルスーツにおいては、武装が限られるという欠点がある中、高出力なビーム砲を有しており、対空や地上攻撃にモビルスーツ攻撃を可能としたロケット砲を頭部に有しています。

これは、水面下から強襲を行う際、適当にロケット砲をぶっ放しても当たればそれでよしという考えに基づいた装備であり、かつ、目標物を選ばずに攻撃可能という利点がある武装です。

何故、対空や地上用兵器の破壊を優先するロケットを有しているかですが、これには理由があり、ゴッグのデータが関係しています。

というのも、ゴッグは、ビーム兵装とミサイルが主要装備なのですが、実はミサイルはミノフスキー粒子が濃いエリアでは使えません。

そうなりますと、ビーム兵装が主力になりますが水中では威力が半減するという問題があり、地上に上がる必要性があるのですが、地上に上がるとゴッグは水の力で核エンジンを冷やしているためオーバーヒートが速く、とてもではありませんが、地上での活動時間が短いという欠点があるのです。

それを補ったのが「ズゴック」になります。


「ズゴックE」とは?

「ズゴックE」はモビルスーツの操作性を皆同じにしようという統合整備計画から生れたもので整備性と機能性を重視した新しい「ズゴック」です。

機動性を重視するためにジェットパックを導入して機動力を持たせることの他、魚雷を主装備にするなど強襲揚陸と大型の観戦への攻撃を得意とする電撃戦を得意とした機体になります。


「ズゴック」と「ズゴックE」の違い

「ズゴック」「ズゴックE」の違いは、機動性を持たせたうえで整備性や操作性を統一したモビルスーツであるかという違いです。

「ズゴック」は水陸両用機ですが、これはゴッグという期待があって成立し生み出されたジオン港国軍の最高の水陸両用機体です。

一方で、「ズゴックE」は。

高性能で生産にお金がかかる「ズゴック」をどうにかしたいという願いから生れた機体で「ズゴック」の運動性を大幅に向上したうえで安価に製造、安価に整備可能としたモデルになります。

まとめ

機動戦士ガンダムという作品においては、戦争が長引くにつれていかに高性能なモビルスーツを安く作るかに行き着きます。

例えば、ガンダムがまさにその例で、地球連邦は、ジムという機体をガンダム以上の性能を持つモビルスーツでかつ安価に製造できるものとして生み出しています。

「ズゴック」「ズゴックE」がまさにこの典型的な事例で要は、如何に安価で性能が良いという物を作り出すかという問題は整備性の向上や操作性の統一にあり、扱いやすい機体が好まれるということです。

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