この記事では、「セコンド」と「セカンド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セコンド」とは?
「セコンド」は、「格闘技における介添人のこと」という意味です。
一般的に知られているのはボクシング用語で、「試合の合間に選手に指示を与えたり、介抱したりするアシスタント」という意味で、ボクシングの他にもプロレスやレスリングなどで使われます。
「セコンド」は英語で“second”と書き、イギリス式で読むと「セコンド」になるのです。
ボクシングが流行り出した頃は、選手に付いているアシスタントもボクサーで、次の試合を控えていたり、メインの試合が早く終り過ぎてしまった場合の場つなぎとして開かれる試合に備えて待機している選手でした。
つまり、「“second match”(第二試合)」に出場する選手であることから「“second”(セコンド)」と呼ばれる様になったのです。
「セカンド」とは?
「セカンド」は「野球で二塁、または二塁手のこと」という意味です。
英語の“second base”、“second baseman”を略した言葉です。
こちらは同じ「second」でもアメリカ式の為に「セカンド」になっています。
日本語ではこの様な言葉も多く、「コンマとカンマ(“comma”)」や「ナイスボディとナイスバディ(“nice body”)」等、意味は同じでもイギリス式とアメリカ式の両方で使われています。
「セコンド」と「セカンド」の違い!
「セコンド」は「格闘技における介添人のこと」です。
「セカンド」は「野球で二塁手のこと」です。
まとめ
今回は「セコンド」と「セカンド」の違いをお伝えしました。
「セコンド」は「格闘技のアシスタント」、「セカンド」は「野球の二塁」と覚えておきましょう。