「タピる」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「タピる」とは?新語・ネット用語

この記事では、タピるの意味を分かりやすく説明していきます。

タピるとは?意味

タピるとは、タピオカという黒い粒が入っている紅茶を牛乳で割った甘い飲み物のことを意味します。

かなり甘いものからさほど甘くないもの、そして様々なフレーバーがあり、自分好みの味と色を選べます。

このタピオカが世の中に広まりだしたのは2013年のことで、東京に出店した店で売り出しました。

黒糖で味付けされた球体状のタピオカが入ったミルクティーはかなり印象が強く残り、数年に渡り日本で流行した飲み物です。

流行したこの飲み物を飲む行為を若い女性の間では「タピる」と言うようになり、2019年のユーキャン新語の流行語大賞にノミネートされたことでさらに多くの人に知られる言葉となりました。


タピるの概要

黒くて大きなタピオカがたくさん入ったミルクティーは女性の間でかなり話題となりました。

正式には「タピオカミルクティー」と言いますが、その言葉に「飲む」を付けて「タピる」と言うようになったのです。

「これからタピろう」と言うことで一緒に遊ぼうと誘ったり、美味しいものを飲み、その場を楽しい雰囲気にしようと思うときに使われています。

食感に弾力があるミルクティー味や黒蜜抹茶オレの味が斬新なグミや、温かいおしることタピオカを合体させた「タピるこ」などお菓子にもこの言葉を使ったものが登場しています。


タピるの言葉の使い方や使われ方

タピオカミルクティーを飲もうと友達を誘うときに「タピる」と使います。

女性たちの人気SNSである“Instagram”(インスタグラム)では「タピオカミルクティーを飲む」と打つよりも、「タピる」と打った方が文字制限で検索できなくなるという問題がなくなります。

“Twitter”(ツイッター)では(♯)を付けることで投稿ページを多くの人に閲覧してもらえるようになったことも、この言葉が流行った理由です。

友達の間でとくに使われている言葉であり、一緒に飲もうと誘うときに使ったり、自分がこのようなお店で飲んだと画像を紹介するときも「私がタピるお店です」とSNSで紹介します。

この言葉の類義語には「タピ活」があり、タピオカミルクティーを飲むことに力を入れる活動する人に対して使われています。

このタピオカミルクティーを飲めるお店を巡り、味を楽しむことを「タピオカ巡り」と言います。

タピるを使った例文

・タピオカの絵や文字入りの個性的なタピるTシャツも登場している。

・会社が終わったら店によってタピることにした。

・食べ過ぎて太ってしまったのでタピるのはやめておこう。

丸い粒が描かれているTシャツが売っており、その服を着てカップルがデートしたり、仲良しの友達同士で着て遊ぶなどしています。

そんなタピオカを飲みにお店へ行きたいと思う人は多く、一時タピる女性が行列をなした店舗もありました。

しかし、あまりにもタピオカミルクティーを飲みすぎた人は太ってしまい、飲むのをやめて、ダイエットした人もいます。

まとめ

写真映えするためには抹茶や苺などいろいろな色のタピオカの飲み物を並べて写真に撮ったり、果物や動物と一緒に撮るなど工夫すればより可愛らしいタピオカミルクティー画像ができます。

また、お店によっても個性的なタピオカミルクティーがありますので、タピるといいでしょう。