この記事では、「チャージ料」と「お通し料」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チャージ料」とは?
「チャージ料」は、「飲食店などで、入店した際に料理を注文しなくても発生する料金」という意味です。
「チャージ料」は「テーブルチャージ」を変化させた言葉で、英語の「charge」には「料」「料金」という意味があり、「チャージ」と「料」は二重になります。
「テーブルチャージ」は日本語にすると「席料」のことで、その席に着いた時点で発生する基本料金です。
飲食店で、客がほとんど注文せずに長居しても一定の金額を回収できるといメリットがあります。
「チャージ料」の使い方
「チャージ料」は「飲食店などで、入店した時点で料理を注文しなくても発生する料金」という意味で使われます。
名詞として「チャージ料が発生する・した」「チャージ料あり・なし」などと使われます。
基本的に、飲食店に入って席に着いた時点で注文しなくても発生する料金に使われる言葉です。
因みに、「ぼったくりバー」などでは飲食した金額と比較して「チャージ料」が高いなどのトラブルが問題視されています。
「お通し料」とは?
「お通し料」は「おとおしりょう」と読みます。
意味は、「居酒屋などの飲食店で、最初に出てくる少量の料理にかかる料金」という意味です。
由来は、お客の注文が帳場に通ったことから来ています。
の居酒屋では、入店すると何も注文しなくても最初に少量の料理が提供され、この料理を「お通し」と言います。
居酒屋の場合お酒の方が出てくるのが早く、料理が出来上がるまでに「お通し」で間を持たせることになります。
この「お通し」は無料ではなく有料で、レシートに「お通し料」として請求されます。
「お通し料」の使い方
「お通し料」は「居酒屋などの飲食店で、最初に出てくる少量の料理にかかる料金」という意味で使われます。
名詞として「お通し料がつく・ついた」「お通し料あり・なし」などと使われます。
基本的に、入店してすぐに何も頼まなくても出てくる少量の料理のことで、食べても食べなくても料金を支払うのが一般的なルールとなっています。
「チャージ料」と「お通し料」の違い
「チャージ料」は「飲食店などで、入店した時点で料理を注文しなくても発生する料金」という意味です。
「お通し料」は「居酒屋などの飲食店で、最初に出てくる少量の料理にかかる料金」という意味です。
「チャージ料」の例文
・『悪質なバーに入ってしまい、チャージ料をぼったくられた』
・『酔っぱらっていたのでチャージ料が高すぎることに気づかなかった』
・『呼び込みにチャージ料を確認してから入店した』
・『このバーは良心的でチャージ料がかからない』
「お通し料」の例文
・『頼んでないからお通し料は払わないという人がいた』
・『料理が不味過ぎてお通し料を払いたくない』
・『お通しが出てこなかったのにお通し料が請求されていた』
・『外国人だけお通し料を高くする悪質居酒屋があるらしい』
まとめ
今回は「チャージ料」と「お通し料」について紹介しました。
「チャージ料」は「席に着いた時点でかかる」、「お通し料」は「最初に出てくる小皿料理にかかる」と覚えておきましょう。