この記事では、「デッサン」と「スケッチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デッサン」とは?
「デッサン」とは、木炭、コンテ、鉛筆などを使って、描いた線画のことを言います。
作品の下絵として描かれることもありますし、「デッサン」そのものが作品となることもあります。
単色で描き、影をつけることで、まるで色があるかのようにも見えます。
「デッサン」のことは「素描(そびょう)」とも言います。
「昨日は、家にある野菜をデッサンしていた」「デッサンは苦手だが、色塗りは好きだ」などと、使います。
「スケッチ」とは?
「スケッチ」とは、目の前にある風景、物などを大まかな絵に描くことを言います。
画用紙を束ねてノート状となったものは「スケッチブック」と言います。
「君のスケッチブックを見せて欲しい」「ピクニックに行って、植物のスケッチをするのが趣味です」「色鉛筆とスケッチブックは常に持ち歩いている」などと、使います。
「デッサン」と「スケッチ」の違い!
「デッサン」と「スケッチ」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は「描く」という共通の意味がある言葉ですので、どちらを選んでもそれほど意味が大きく変わるわけではありません。
ですが、違いがありますので、しっかり使い分けができるようになりましょう。
「デッサン」とはフランス語で、日本語に訳せば「素描」となります。
鉛筆などを使って描く「単色の線画」となります。
通常は作品の下絵となるのですが、「デッサン」そのものを作品とすることもあります。
一方の「スケッチ」は目の前にある風景、物などを「大まかな絵に描く」ことを言います。
「デッサン」も「スケッチ」の一種なのですが、「スケッチ」の場合、必ずしも「単色の線画」というわけではありません。
色鉛筆、色つきペンなど、色を使って描くことも多いのです。
これが「デッサン」との違いと言えるでしょう。
まとめますと「デッサンとは単色の線画」「スケッチは目の前の風景、物など大まかに描く」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「デッサン」と「スケッチ」二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して、ふさわしい方を選ぶようにしましょう。