「デマ情報」とは?意味や使い方を解説

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「デマ情報」とは

デマ情報という言葉は、主に災害が起こった後などに聞くという人も多いのではないでしょうか。

一般的にデマ情報というのは嘘の情報、出所が不明の情報、などという意味で使われています。

デマというのは一般的に根拠がない噂を指すことが多いです。

「デマ情報」の意味

デマ情報というのは、もともと政治的な意図を持って流されている情報のことを指していました。

しかし最近では事実に反する噂であったり、根拠がない噂であったり、嘘の内容を指すこともあります。

政治的な意図がなかったとしても、嘘の情報をデマ情報と呼ぶこともあります。

「デマ情報」の言葉の使い方

デマ情報はデマと呼ばれることもあり、主に注意を促すときに使われます。

特に災害が起こった後などはデマ情報が出回ることが多く、SNS上で「デマ情報に振り回されないように」などといった文言が出てくるようになります。

特に地震などの災害が起こった後には救援物資をめぐってデマ情報が出回ることが多く、Twitterなどで注意が呼びかけられているのです。

「デマ情報」を使った例文・短文

主に注意喚起で使われる言葉ではありますが、デマ情報を使った例文にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここではデマ情報という言葉の使い方を例文を用いて紹介します。

「デマ情報」の例文1

「災害後はデマ情報が流れやすい」

2011年3月11日に東日本大震災が起こり、津波や原発によって多くの人が影響を受けました。

この時には救援物資を運ぶ道路なども遮断されてしまい、人々を助けることさえ容易ではなかったのですが、災害が起こった日の夜から「自衛隊が救援物資を集めている」などといったデマ情報が流れました。

一見協力を要請する重要な情報に見えますが、このような情報には根拠がないことも少なくありません。

そのため、災害後はデマ情報が流れやすいと言われています。

そして災害後は人々がそのデマ情報を信じやすい傾向にあるため、注意が必要です。

「デマ情報」の例文2

「デマ情報に注意してください」

人の善意を利用したデマ情報が多いからこそ、特にTwitter等では「デマ情報に注意するように」といった注意喚起が流されます。

確かに災害が起こった後など、市町村単位で救援物資を集めたり、募金を行ったりしますよね。

しかし、そのような中で混乱を招くようなデマ情報も多く出回っています。

そのため、もしも救援物資を集めたり募金をしたりするのであれば、それが本当の情報であるかどうか事前に確認する必要があります。

例えば、「県庁が救援物資を集めている」と言われたとしても、それはデマ情報である可能性も少なくありません。

「デマ情報」の例文3

「デマ情報が拡散している」

最近ではインターネットにより、誰もが簡単にSNSなどを使うことができるようになりました。

さらにSMSでデマ情報が拡散されることも多く、それを信じてしまう人も少なくありません。

また、Facebookなどでも「拡散希望」などと書かれてシェアされていくため、多くの人が騙されてしまう結果になるのです。

特に災害後はデマ情報が拡散している傾向にあります。

だからこそ、何が正しい情報なのかしっかりと見極め、SMSでやってきたデマ情報やSNSで拡散されているデマ情報に騙されないことが重要です。

「デマ情報」の例文4

「災害後のデマ情報はパターンが決まっている」

そんなことを言われても、デマ情報と本当の情報を見極めるのは難しいと思う人もいるかもしれません。

しかし、デマ情報にはパターンが決まっています。

例えば「自衛隊が救援物資を集めている」「店長が救援物資を集めている」などといったように人の善意に訴えかけるパターンが多いです。

もちろん、市町村等で行われているボランティアにも似たようなものがありますので、それでデマ情報かどうか見極めるのは簡単ではありません。

しかし、騙されないようにするためにはそこに書かれている電話番号にチェックを入れることが大切です。