「トナラー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「トナラー」とは?新語・ネット用語

この記事では、「トナラー」の意味を分かりやすく説明していきます。

「トナラー」とは?意味

「トナラー」は、隣という言葉に英語のerをつけた造語で、それぞれ意味を解説しますと、隣は隣で、erについては○○する人という意味になり、隣に来る人という意味です。

良く自動車の駐車場などで何故、空いている場所が多いのに隣に横入りするのかと思われるあの人物たちが「トナラー」です。


「トナラー」の概要

「トナラー」は、実は人間の心理の一つで集団生活により身についたものである点や、単に目印となる場所を目指しているだけであるという説があります。

人間心理の場合は、隣に人がいることで自分は正しいという認識をすることなどがあげられ、人と異なることをしているとストレスを感じるなどがあり、単に目印として同じ場所に横入りするケースがあります。

いずれにしろ、隣に横入りする人物たちを「トナラー」と呼びますので人によっては空いている中隣によりかかられるとウザいと感じてしまうのが「トナラー」と呼ばれる人物たちです。


「トナラー」の言葉の使い方や使われ方

「トナラー」は横入りする人物に対してウザい人物であるということを込めて、「トナラー」という言い方をします。

その為、「トナラー」と言われた人物は、言った人物からしてみればウザい存在です。

「トナラー」を使った例文

・『横につけんじゃねえよトナラー野郎』
この例は駐車場で隣に車をつけられ、つけた人物に対して自分の車によりかかるウザい野郎だと暴言を吐いた例です。

ただ、この例の場合、横につけた人物は案外と、自分の車の幅が分からず、感覚を確認できる隣の車を目印に車庫入れしているだけであることも多いです。

「トナラー」は、言い方によりますが暴言にもなり、この例はまさに暴言になります。

・『トナラーの心理は集団行動である』
「トナラー」という相手の横に入る行為は実は集団心理の一つであるとしたのがこの例です。

「トナラー」は、自己が本当に正しいかどうかを確認することの他、集団と異なることをしているかどうかを確認する行為であるともいわれており、あえて集団の中に飛び込むことでしか自分を見出すことができないものであるというのが「トナラー」の心理です。

まとめ

「トナラー」という横につける人物に関しては、何故横につけるという心理状態については、様々で自分と相手を見比べるために横につける場合もあれば、横にいるものを対象に自分の距離感を図るなど様々です。

ただ、これらの行為は、やはりウザい行為として見られ、その理由は圧迫感が起因しています。

両脇を挟まれるなどをした場合、強い圧迫感を感じ、故意で両者が挟み込みをしているのではないかと感じるのは圧迫感が大きく、「トナラー」と呼ばれるものは一種の圧迫感を出しているのです。

その為、ウザい気持ちが横につけられたものには強く生まれ、「トナラー」の存在を許せなくなるのです。