この記事では、「ドサ回り」を分かりやすく説明していきます。
「ドサ回り」の意味
「ドサ回り」とは地方巡業をすること。
「ドサ回り」の解説
「ドサ回り」とは、決まった劇場を持たずに、地方を巡業することを言います。
「ドサ回り」の「ドサ」とは地方、田舎といった意味があります。
芸能人などが地方を巡業するという単純な意味だけではなく、その裏には都会の表舞台で華々しく活躍できていない、一流ではなく二流といったことを示してもいるのです。
そこから転じて左遷、転勤などで地方に飛ばされるといったことにも使います。
「ドサ回り」の使われ方
「ドサ回り」とは、芸能人の地方巡業という意味がありますが、一般人が左遷されて地方に行かされることにも使います。
どちらも第一線で活躍できないといった意味合いがありますので、他人に対して面と向かって言うのは止めておきましょう。
それでは「ドサ回り」を使った例をいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。
「若い頃のドサ回りで根性を鍛えられた」
「芸人はテレビに出なくなっても、ドサ回りでそれなりに稼いでいるものだ」
「同期のあいつは本社で部長。
一方、上司の派閥争いに巻き込まれた俺はこの先もずっとドサ回り」
「何年もドサ回りを続け、彼は自力で売れっ子歌手となることができた」