「ナイーブ」と「デリケート」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ナイーブ」と「デリケート」の違いとは?違い

この記事では、「ナイーブ」「デリケート」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ナイーブ」とは?

「ナイーブ」の意味は以下の通りです。

1つ目は「飾り気がなく、素直な様子」という意味で、無邪気で人の言うことをすぐに受け入れる性格のことを言います。

2つ目は「純粋で傷つきやすい様子」という意味で、素朴でものごとに感じやすい性格のことを言います。

3つ目は「単純で未熟な様子」という意味で、世間知らずで甘いことを言います。

上記に共通するのや「純粋である」という意味です。

「ナイーブ」は英語の「naive」が日本語化した言葉で、「純粋な」「無邪気な」「素朴な」「単純な」「世間知らずの」「甘い」などの意味があります。


「ナイーブ」の使い方

「ナイーブ」「飾り気がなく、素直な様子」「純粋で傷つきやすい様子」「単純で未熟な様子」という意味で使われます。

日本語では名詞・形容動詞として「ナイーブだ・である」と使われたり、形容詞として「ナイーブな」と使われたり、副詞として「ナイーブに」と使われたりします。

基本的に、素直で純真無垢、傷つきやすい性質に使われる言葉です。

ただし、英語には「傷つきやすい」という意味はないので注意が必要です。


「デリケート」とは?

「デリケート」の意味は以下の通りです。

1つ目は「繊細で感受性が強い様子」という意味で、神経が細やかで色々と気を遣う性格のことを言います。

2つ目は「微妙で取り扱いに注意が必要な様子」という意味で、ものごとの背景や状態などが複雑なことを言います。

3つ目は「精密で壊れやすい様子」という意味で、機械などが精巧で刺激に弱い様子を言います。

上記に共通するのは「繊細で注意が必要」という意味です。

「デリケート」は英語の「delicate」が日本語化した言葉で、「繊細な」「優美な」「精巧な」「壊れやすい」「もろい」「慎み深い」「細やかな」「気難しい」「注意深い」「きめ細やかな」など数多くの意味があります。

「デリケート」の使い方

「デリケート」「繊細で感受性が強い様子」「微妙で取り扱いに注意が必要な様子「精密で壊れやすい様子」という意味で使われます。

日本語では名詞・形容動詞として「デリケートだ・である」と使われたり、形容詞として「デリケートな」と使われたり、副詞として「デリケートに」と使われたりします。

基本的に、繊細で外部からの影響を受けやすく、注意が必要な様子に使われる言葉です。

「ナイーブ」と「デリケート」の違い

「ナイーブ」「素直で純真無垢、傷つきやすい性質」という意味です。

「デリケート」「繊細で外部からの影響を受けやすく、注意が必要な様子」という意味です。

「ナイーブ」の例文

・『彼は見た目によらずナイーブだ』
・『部長は年齢の割にナイーブな人だ』
・『彼女はバリバリのキャリアウーマンだがナイーブな一面がある』
・『中学生の娘がナイーブな時期に差し掛かっている』

「デリケート」の例文

・『これはデリケートな問題だ』
・『こんなことで落ち込むとは随分デリケートだな』
・『デリケートな製品なので輸送に注意が必要だ』
・『お肌がデリケートなのでケアしている』

まとめ

今回は「ナイーブ」「デリケート」について紹介しました。

「ナイーブ」「素直で傷つきやすい」「デリケート」「繊細で扱いに注意が必要」と覚えておきましょう。

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