この記事では、「ノージョブ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ノージョブ」とは?意味
無職という意味のスラングです。
厳密な発祥は不明ですが、アナログ時代のテレビ番組のインタビューにおいて職業を問われて「ノージョブ」と答えたシーンが話題になったと言うところから普及は始まっていますが、無職という言葉もそれなりに揶揄的に使われるケースがあり、ノージョブという言葉が無職という言葉を塗り替えていくほどの勢いはなかったともいえます。
逆の意味は「会社員」など職業があることを指します。
なお、ノージョブは無職という言葉をオブラートに包んだ意図があるとも考えられ、「無職っぽい人」と「ノージョブっぽい人」では揶揄の強さが明らかにノージョブの方が強いとは言い難いといえるでしょう。
無職の人は有効求人倍率などの関係から一定数は存在しており、就職氷河期時代は増えていたということはできます。
「ノージョブ」の概要
仕事をしていないという意味ではもちろん、仕事がないという意味でも使えないことはありません。
アルバイトをしている人が午前中はノージョブと言う事も意味が通らないと言うほどではないでしょう。
スラングということもあり公的機関等が使う言葉ではありませんが、テレビなどでは一般人や出演者の発言をもとに使うことがあり得ます。
意味と使いやすさの面から今後使われ続けていく言葉という要素はあるのですが、爆発的に使われるような状態になると国の方になにか異変が起きた状態ということになる言葉ではあります。
「ノージョブ」の言葉の使い方や使われ方
「これ以上始末書書いたらノージョブになるかもしれない」 クビになるかもしれないという意図での使い方です。
「4月からノージョブ」
この場合は仕事を失ってしまったという使い方になります。
「ノージョブ脱出できた」
この場合は仕事を得られた、就職できたか就職のあてがついたということになります。
「ノージョブ」の類語や言いかえ
意味そのものと言える「無職」、かなり死語的ですが「プータロー」、「何もしていない人」、「ニート」などが挙げられます。
ただし、「ニート」は「15?34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者」という定義があり、ノージョブとニートは意味は近いですが、40代ではニートではないということになります。
また、求職活動をしていて無職の人はニートではなく、ノージョブや無職ということは出来るという違いはあります。
まとめ
ノージョブという言葉は無職ということを指す言葉で、必ずしもニートとイコールではない言葉となっています。
求職活動中であっても使うことができ、大まかには就業者であっても一定時間(午前など)仕事がないという場合でもノージョブという言葉は使えます。
スラングということもあり新聞などが言葉として扱うケース以外で無職を指す意味では使いません。