「バイビー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「バイビー」とは?新語・ネット用語

この記事では、バイビーの意味を分かりやすく説明していきます。

バイビーとは?意味

バイビーとは、「さようなら」という別れの挨拶を意味しています。

丁寧語のさようならというよりも、友達や家族などの仲良しの人に対して別れ際に挨拶するときに使う「バイバイ」に近い言葉でもあります。


バイビーの概要

バイビーは1980年代に登場した言葉で20代が使い出し、かわいい言葉は瞬く間に子供へと浸透していきました。

時はバブル時代であり、クラブや飲み会が頻繁に行われていた時代。

お酒で酔った勢いから、バイバイがバイビーに変化し、それが20代の若者に浸透していきます。

仲良しの友達と別れるとき、バイビーとユニークに言うことで別れることへの寂しさを払拭し、楽しい余韻のまま家に帰れるよう使っていた言葉でもあります。

このバイビーという言葉が誕生したのは1980年代で、ビートたけしがニッポン放送の「オールナイトニッポン」で発したことがきっかけでした。

この番組では伊丹幸コーナー」があり、コーナーが終わったあとに「じゃあね、バイビー」と言う場面がありました。

この時、ビートたけしが気に入り、それ以来様々な場面でバイビーを使うようになります。

2017年にはドラマ「過保護のカホコ」で別れる際に「バイビー」と言ったことで若者の心を捉えました。

また、2010年には「バイビーベイビーサヨウナラ」とのタイトルで初音ミクが歌う楽曲が配信されました。


バイビーの言葉の使い方や使われ方

バイビーを使う人はどこか自分を面白おかしく見せたいという人が多く、帰り際にも人に楽しい性格であることを伝えたいとの思いから、このような言葉を使っていました。

そんなバイビーの使い方は、「じゃ、またね、バイビー」「こんどメールするね、バイビー」「今日は楽しかった、じゃあね、バイビー」と使います。

いずれも別れ際に楽しい気持ちのまま友達や同僚に対して「ありがとう、楽しかったよ」という気持ちを伝える言葉です。

電話を切るとき、職場で帰るとき、塾から家へ帰るときにも仲良しの人に対して使います。

「バイビー」と言うときは片手をあげて、相手に手の平を見せながら「では、バイビー」と言うことでしっかりさようならと伝えられる言葉になります。

バイビーを使った例文(使用例)

バイビーを使った使用例を3つご紹介します。

・また電話するね、バイビー。

友達と電話で会話して楽しんだ後、また電話するからねと伝えておいて、電話に付き合ってくれてありがとうと伝えたいときに使える言葉です。

・今日はとても楽しかった。また遊ぼうね、バイビー。

今日はとても楽しかったよという気持ちを伝えた後、また遊ぼうと誘う気持ちを伝えています。

バイビーということで相手に自分の気持ちを楽しく伝えられる言葉です。

・今日はこのへんでお開きにしよう。じゃ、バイビー。

今日はこのへんでお開きにして、家に帰ろうよと嫌味なく伝えられる言葉です。

いつまでもダラダラと遊んでいてもいけないなと思う人は、また遊ぼうよとの意味も込めてバイビーと言って、その場を離れるときに使います。

まとめ

バイビーは、別れ際に楽しくさようならというために楽しくアレンジした挨拶言葉です。

20代の若者から子供に浸透していったこの言葉は友達や職場の同僚など仲良しの人に対して使います。

別れ際、寂しい気持ちを払拭し、明るい気持ちで仲良しの相手と別れたい人は使ってみるといいでしょう。