「心の中の財務大臣」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「心の中の財務大臣」とは?新語・ネット用語

この記事では、個人の財布や財産を左右する存在「心の中の財務大臣」の意味を分かりやすく説明していきます。

「心の中の財務大臣」とは?意味

自分個人の中に存在する財務大臣のことで、ひとつひとつの買い物にOKを出したりする基準を持っています。

安い買い物では心の中の財務大臣は動きませんが、高い買い物(個人の資産におけるパーセンテージの高さ+額面の高さの両面)では買うべきなのか、買い過ぎではないのかなどの判断をすることになります。


「心の中の財務大臣」の概要

お金に関わる判断を行うという立ち位置の言葉で、マンガなどで見られる表現の善悪の判断を行う天使と悪魔が浮かぶシーンのように心の中の財務大臣が一人で買うべきかどうかを判断するということになります。

人によって厳しさは異なっており、欲しかったら借金してでも買うという人もいれば、3万円以上のライブグッズは買わないというような決まりを課している人もいるでしょう。

個人の判断基準のため、収入の増減によって判断基準が変わってくるのも確かで、他人が買っている、希少であるなどにも判断が動くこともあるでしょう。

ニュアンスの近い言葉としてうちの財務大臣という言葉があり、家の収入及びお金をすべて管理している人を指します。

心の中の財務大臣が怒るという言い方や許してくれるという使い方が可能で、心の中の財務大臣のブレーキが効かないという状態では歯止めなく買い物をしてしまう状態になります。

省庁再編前では大蔵大臣という言葉が全く同じニュアンスで使うことが出来ました。


「心の中の財務大臣」の言葉の使い方や使われ方

「心の中の財務大臣が許してくれたのでグッズを多めに買う」「大きな買い物をしてしまったので今後心の中の財務大臣が厳しくなる」「心の中の財務大臣に怒られる買い物をしてしまった」「心の中の財務大臣を替えたい」などの使い方があり、基本的には自分の買い物に対する感覚と自制する感覚のバランスで使われる言葉となっています。

「心の中の財務大臣」の類語や言いかえ

「心の中の財務大臣が厳しい」であれば「財布の紐がかたい」「心の中の財務大臣が甘い」であれば「財布の紐が緩い」という言い換えが可能です。

「心の財務大臣」「おれの財務大臣」などと言った言い方でもほぼ同じ意味で使うことが出来ます。

また、「心の中の財務省」という言い換えも問題ありません。

「心の中の銀行の融資課」という表現まで進むとややわかりにくくなってしまうので、あまり使われることはないでしょう。

まとめ

心の中の財務大臣という言葉は自分の中でのお金の考え方を示すことの出来る言葉となっており、ひとりひとり考え方が異なるのが基本でなかなか共通認識とまでは行かないでしょう。

とは言え、当日限定のライブグッズなどになると普段とは異なる金銭感覚が働いてしまうこともあり、心の中の財務大臣の判断基準が甘くなってしまうこともありえます。