「バイリンガル」と「トリリンガル」の違いとは?分かりやすく解釈

「バイリンガル」と「トリリンガル」の違いとは?違い

この記事では、「バイリンガル」「トリリンガル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「バイリンガル」とは?

2つの言語を母語として話すこと、またその人という意味や、2つの言語で書かれていることや話されていることという意味があります。

母語とは、生まれて初めて習い覚えた言語のことをいいます。

日本人の場合だと、多くの場合は日本語になります。

2つの言語を母語とするとは、たとえば、日本語と英語、中国語と韓国語など、違った2つの言語を母語とすることをいいます。

この言葉が意味する人になるためには、小さなときからの学習が必要だといわれています。

このような教育をすることにはメリットがあります。

現代はビジネスの場でさまざまな国とやり取りをすることがあります。

1つの国の言葉しか話せないよりも、2つの国の言葉を話せた方が、その人が評価されることが期待できます。

海外旅行をする際にも役立ちます。

現地の人たちとスムーズなコミュニケーションができることでしょう。

それによって、より旅行が楽しくなります。


「バイリンガル」の使い方

2つの国の言葉を母語として話すことや、その人を指して使用します。

3つや4つなど、2つ以上の場合には、この言葉は使用しません。


「トリリンガル」とは?

3つの国の言葉を話すことやその人のこと、3つの国の言葉で表現されていることという意味です。

たとえば、日本語と英語と中国語を話せるといったことです。

いくつかの言語を話せることにはメリットがあります。

海外進出をする企業が増えており、外国語を話せる人材が求められています。

3つの言語を話すことができれば、職場で重宝されることが期待できます。

翻訳、通訳、貿易、旅行関係の仕事でとくに役立ちます。

3つの言葉を話せる人が身近に何人もいる、という人は少ないことでしょう。

他の人ができないことを自分ができることは、自信につながります。

「トリリンガル」の使い方

3つの言葉を話す人や、3つの国の言葉で表現されていることを指して使用をします。

2つや、4つや5つなど3つ以上のことには使用しません。

「バイリンガル」と「トリリンガル」の違い

いくつかの言葉を話すという意味が似ていますが、話す言葉の数が違います。

前者は2つで、後者は3つです。

ぴったり2つ、ぴったり3つのことをいいます。

「バイリンガル」の例文

・『バイリンガルの友人』
・『子供をバイリンガルにしたい』
・『バイリンガルでよかったと思うこと』
・『バイリンガルの教師』

「トリリンガル」の例文

・『トリリンガルになるように子供を教育する』
・『トリリンガルにあこがれる』
・『トリリンガルなんてすごい』
・『英語、フランス語、中国語のトリリンガル』

まとめ

いくつかの言葉を話す、いくつかの言葉で表現されたという意味が似ている2つの言葉ですが、いくつの言葉なのかという点に違いがあります。

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