「バズる」
この「バズる」という言葉は、若者の間でよく使われています。
特にSNSではこの言葉と共に、それに該当する内容が書かれたり、画像がアップされることが多いです。
最初は結構なインパクトを伴う時に使われていた言葉ですが、最近ではそれほどではない時でもよく使われている為、以前よりこの言葉の重みがなくなっているかも知れません。
「バズる」
引用元:「バズる」の意味とは?
「バズる」の意味
バズるは、世間的に「流行る」、「話題になる」という意味で使う言葉です。 この世間にはネット内も含まれるので、一般にはそれほど話題になっていなくても、各種のSNSなどで流行っている対象であれば、「バズっている」と使って問題ありません。 「今バズっているアーティスト」「これからバズりそうなゲーム」などといった形で、様々な対象に対して使われる言葉です。 尚「炎上」の意味だと紹介されることがありますが、それは間違いなので注意してください。 この 「バズる」という言葉自体に悪い意味は全くありません。
「バズる」の由来・語源
このバズるは、英語の“buzz”(バズ)が語源です。 “buzz”は蜂などの虫がブンブンと飛び回る様子を表現する言葉です。 その意味から「対象を中心にしてそのようなこと(ちょっとした騒ぎ)が起こっている」と解釈するようになり、 「バズる」と使われるようになりました。 初出は定かではありませんが、ネット上でいつからか使われるようになった言葉で、2014年頃からよく見るようになりました。
「バズる」の英語と解釈
バズるは、英語の“buzz”が語源の言葉なので、それがそのまま英語表現かと思われるかも知れませんが、“buzz”に日本語の「ハズる」のような意味は全くありません。
英語でその意味を表すには、“go viral”と表記します。
この“go viral”は「急速に拡散する」ことを意味するスラングで、特にネット上でよく使われている表現です。
バズると英語で言いたい時には是非これを使ってください。
「バズる」の言葉の使い方
バズるは、これはそのような対象だ(になるだろう)と思った時に使う言葉です。
実際にはそこまで話題になることがなくても、自分がそうだと思えば勝手に使うことができます。
また、「今これがバズっている」などと言われる対象も、本当は大して流行っていないことも多いです。
特に最近では簡単にこの言葉が使われるので、見掛けたとしてもそれほど重く捉える言葉でもありません。
「バズる」を使った例文・解釈
バズるを使った例文です。
宣伝の為に無理矢理使っているケースも多々見られるので、そのような例文も挙げていきます。
「バズる」の例文1
「YouTubeでバズっているあの曲がCD化されるらしい」
最近ではYouTubeなどの動画サイトで話題になり、その後にメジャーデビューというパターンも確立されてきたと言えるでしょう。 このようにネットで話題になることが、主に 「バズる」と表現されています。
「バズる」の例文2
「あのドラマは、豪華なキャストを揃えた割にはバズらなかった」
ドラマや映画は、配役だけ有名どころで固めればヒットするというものでもありません。
それがうまく表現されている例文です。
「バズる」の例文3
「雑誌の次にバズるゲームだ!という特集を見たが、どれも流行りそうにないと思った」
宣伝に 「バズる」という言葉を使っている例になります。 スポンサーなどとの絡みから、無理矢理バズるという言葉を使って宣伝するケースも多いので、この言葉だけで本当に流行ると思い込んでしまうのは危険です。
「バズる」の例文4
「視聴率も悪く、全然面白くないドラマをバズっていると書いている人が居た」
その対象が本当にバズっているかどうかの判断は人それぞれです。
誰が考えてもバズっていることもあれば、どうしてこれに対してバズっているなどと使うのかと思うこともあるといういい例です。