「ビッグ」と「ビック」の違いとは?分かりやすく解釈

「ビッグ」と「ビック」の違い違い

この記事では、「ビッグ」「ビック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ビッグ」とは?

「ビッグ」とは、「サイズ(大きさ)が大きいこと」「重要な・有力な・偉そうな」を意味している英語の基本的な言葉です。

「ビッグ」という言葉の英語表記は“big”になります。

「ビッグ」というのは、“a big car”(大きな車)や“a big voice”(大きな声)などで使われる英単語なのです。

また「ビッグ」「BIG」と表記するときには、「最高6億円の当選金が当たるスポーツくじ」の意味合いがあります。


「ビック」とは?

「ビック」とは「正しい英語にはない言葉(日本でつくられた言葉・ビッグの言い間違え)」であり、「特定の決まった意味」はありません。

「ビックカメラ」に使われている「ビック」は、創業者がインドネシアの子供たちからその言葉を聞いて、スラング(俗語)で「偉大な・立派な」を意味しているとして命名したものです。

しかし、アメリカの言語学者の調査ではインドネシアに「ビック(bic)」のスラングはないそうです。

インドネシアには「立派な・素晴らしい」を意味する「baik(バイク)」という言葉があるので、「baik」「bic」と聞き間違えて、「ビックカメラ」が生まれたのではないかと推測されています。


「ビッグ」と「ビック」の違い!

「ビッグ」「ビック」の違いを、分かりやすく解説します。

「ビッグ」「ビック」は言葉の響きは似ていますが、「ビッグ」というのは「大きい・立派な・重要なを意味している英語のbig」であり、「ビック」のほうは「bicは正しい英語には存在しない言葉」であるという違いがあります。

「ビックカメラ」に使われている「ビック」にも意味はないことになりますが、これは創業者がインドネシアの現地の子供たちが話している言葉を聞き間違えた可能性が高いと考えられています。

そのため、「ビック」「日本でつくられた言葉であるが、特定の意味は存在しない」ということになるのです。

まとめ

「ビッグ」「ビック」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか? 「ビッグ」とは「英語でbigと表記して、大きさが大きいこと」を意味していて、「ビック」「正しい英語にはない言葉・ビックカメラなどで使われている日本でつくられた造語」を意味している違いがあります。

「ビッグ」「ビック」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。

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