この記事では、「ピチピチしてる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ピチピチしてる」とは?意味
「ピチピチしている」には3つの意味があります。
1つめは、生きがよく動いているです。
魚が陸にあげられたときに飛び跳ねているような様子を指します。
2つめは、若々しくて元気がある状態です。
若い人の肌はシワがなくてピーンとしています。
このような状態を指します。
3つめは、鋭いかすかな音がしているです。
炭酸水をグラスにそそぐと、わずかに音がします。
あのような音がするさまを意味します。
「ピチピチしてる」の概要
3つの意味がありますが、どれも元気があるようなさまを指しています。
生きがよく動いているという意味では、陸にあげられた魚がこの状態が表すものにピッタリです。
魚は水がないと生きていくことができません。
しかし、水揚げされたばかりのころはまだ生きていて、動くことができます。
体をくねらせるようにして跳ね飛びます。
時間が経つと次第に元気がなくなってきて、動かなくなってきます。
つまり、生きがよいからこそ、活発に動いているのです。
この動きを「ピチピチ」といい、「している」をつけると、その動作をしていることを表します。
若い人の肌もこの言葉が意味するものにあてはまります。
10代、20代の肌はシワがなく、ピーンとハリのある状態です。
ハリのある肌からは、若々しさや元気を感じられます。
しかし、年齢を重ねて50代、60代になってくるとハリがなくなってきます。
ハリのない肌からは、あまり元気を感じられません。
「ピチピチ」は若々しくて活動のエネルギーとなるものがあるといった意味を持ち、「している」をつけるとそのような状態であることを指します。
この言葉は音の意味もあります。
たとえば、炭酸飲料をグラスにそそいだときです。
炭酸飲料をグラスにそそぐと、グラスの底の方から小さな泡が表面に向かって上がってきます。
このときに、「ピチピチ」といったかすかな音がします。
古くなった炭酸飲料では、グラスにそそいでもあまり音がしません。
つまり、音がするのは新鮮で生きがよいような炭酸飲料である証なのです。
氷でもときどき音がすることがあります。
水の中で割れた氷に耳を傾けると、かすかな音を聞き取れます。
大部溶けてしまったものではだめで、新しい氷でないとこの音を聞くのは難しいです。
「ピチピチしてる」の言葉の使い方や使われ方
3つの意味がありますが、どれも元気があるさまを指して使われています。
悪い意味で使われることは少なく、好ましい意味で使うことが多いです。
「ピチピチしてる」の類語や言いかえ
「生きがいい」「若々しい」などが似たような意味の言葉です。
生きがいいとは、元気に活動しているような状態を指します。
若々しいとは、活動のエネルギーがあふれているような状態を指します。
まとめ
この言葉には3つの意味があり、どれも元気なさまを指しています。