この記事では、「フィーリングで決める」の意味を分かりやすく説明していきます。
「フィーリングで決める」とは?意味
何となく感じるもので物事を決めるという意味です。
フィーリングには、感覚という意味があります。
はっきりとした感覚のことではなく、なんとなく感じるものをいいます。
感覚には、光や音など外部の刺激を感じとる働きと、それによって起こる知覚という意味や、心の働きという意味があります。
フィーリングが意味する感覚とは、心の働きのことです。
目に光が入ってきて物を見る、手にやかんが触れて熱いと感じるなどの感覚ではありません。
決めるには、決定、はっきりさせるという意味があります。
こういったことから、「フィーリングで決める」とは、何となく感じるもので物事を決定するという意味になります。
「フィーリングで決める」の概要
はっきりとした理由はないけれど、なんだか選んでしまうことがあるのではないでしょうか。
それは、何となく何かを感じ取っていて、それによって選んでいる可能性があります。
飲食店でメニューを選ぶときのことで考えてみます。
メニュー表を開いてみると、なんだかよくわからな名前が並んでいます。
この店のオリジナルメニューなのか、海外の料理なのか、聞いたことがない名前ばかりです。
写真や説明書きがあれば、そこからどのような料理か判断できるのですが、そういったものはありません。
お店の人に聞きたいのですが、初めての店で聞く勇気がありません。
そこで、感覚で選んでみることにしました。
音の響きがよい、おいしそうな感じだといった、何となく感じるもので選んでみたのです。
これを「フィーリングで選ぶ」といいます。
どのような料理なのかわかっていれば、これがおいしくて好きだから、ダイエット中で摂取カロリーを控えたいからなど、何らかの理由があって選ぶでしょう。
しかし、どのような料理なのかわからない場合は、こういったことができません。
そのようなときに感覚に頼ることがあります。
「フィーリングで決める」の言葉の使い方や使われ方
はっきりした理由はなく、感覚で選ぶことを指して使用する言葉です。
選ぶものがどのようなものなのかは問わず、この言葉を使用することができます。
衣服、食べもの、仕事などさまざまな事柄をいいます。
重要なことを決定する場合には、この行為は行わないことが一般的です。
こういった理由で選んだとはっきり言えるような場合には、使用しない言葉です。
「フィーリングで決める」の類語や言いかえ
「感覚で決定する」が似たような意味の言葉です。
何かを感じ取る心の働きで物事を決めるという意味です。
はっきりとした理由がないけれど、心に感じるもので決めることをいいます。
まとめ
何かを選ぶとき、理由があって選ぶこともあれば、理由はないけれど何となく選ぶこともあります。
何となく受け取る感じで選ぶことをこの言葉は意味しています。