「プログレッシブ」と「インターレース」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「プログレッシブ」と「インターレース」の違いとは?違い

映像機器にまつわる言葉は、すぐに理解ができないものもあります。

この記事では、「プログレッシブ」「インターレース」の違いを分かりやすく説明していきます。

あやふやな言葉を正しく覚えて、自信を身につけていきましょう。

「プログレッシブ」とは?

プログレッシブとは、映像やデータなどを1回で送るスタイルのこと。

短時間で一気に表示させる方式となります。

例えば結婚式で撮影したビデオカメラの動画を、プログレッシブ方式でリビングのテレビに投影したとき。

プログレッシブ方式は、一時停止のボタンを押してもキレイに映ります。

画面に嫌なチラつきがないので、ストレスが少ないままクリアな静止画を楽しめます。

とてもクリアに見えるのは、プログレッシブ方式の走査線数が多いからです。

走査線数とは電気信号の数のこと。

この値が高いほど、解像度の高いハイクオリティな画像をたのしめます。

プログレッシブでは1回あたりの送付情報が多くなってしまうので、動画にしたときにカクカクとした不自然な動きに見えることがあります。

それほど神経質になる必要もありませんが、こうしたデメリットも抑えておくことが大切です。


「インターレース」とは?

インターレースとは、映像やデータを2回に分けて送るスタイルのこと。

少し時間をかけて、丁寧にやり取りする方式となります。

例えば運動会で撮影したビデオカメラの動画を、インターレース方式にて大型テレビに投影するとき。

インターレース方式は、素早い動きにも対応できるので、キレのある映像をダイレクトに楽しめます。

数回に分けて情報を送っているので、ひとつひとつの映像と映像が分断されることがなく、より滑らかでナチュラルな映像を楽しめるのです。

魅力的なインターレースですが、静止画のような画像をキレイに見られないという弱点もあります。

また共有サイトにアップした時にうまく接続がおこなわれず、画面の荒さが気になることもあります。


「プログレッシブ」と「インターレース」の違い

どちらも音響やデータを送るときの、スタイルになります。

「プログレッシブ」「インターレース」の違いを、分かりやすく解説します。

・データを何回送るかの違い 「プログレッシブ」「インターレース」はとても良く似ています。

唯一の違いは、データを何回で送るかということ。

プログレッシブ方式は、基本的に1回。

インターレースは2回に分けて送ります。

多くのSNSや動画共有サイトは、プログレッシブを採用しています。

個人で楽しむ分にはインターレースでもいいのですが、多くの人と映像をシェアしたいならプログレッシブの方が便利です。

まとめ

「プログレッシブ」「インターレース」の違いを、分かりやすくお伝えしました。

どちらも動画など、映像データを送るときの送信方法のことです。

プログレッシブはSNSが採用しているメジャーなやり方で、解像度が高くぼやけにくい特徴があります。

またインターレースはスポーツなどの激しい動きに強く、キレのある映像を楽しめます。

違いを知ると、さらに奥深い世界が体感できます。

違い
意味解説辞典