「ヘビロテ」とは?意味や使い方、分かりやすく解釈

「ヘビロテ」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ヘビロテ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ヘビロテ」とは?意味

ヘビーローテーションの略で、ラジオなどで決められた曲を重点的にかけていくというプロモーションが発祥の言葉で、個人では気に入ったものを繰り返すということがヘビロテに当たり、アルバムの中の一曲をヘビロテとしている、アニメのある話数をヘビロテしているなど、気に入った服をヘビロテするなど、複数の集まりの中からひとつまたは一定数を取り出して繰り返し楽しむという意味合いとなります。


「ヘビロテ」の概要

基本的にはモノを対象に使うことが多い言葉ですが、野球の抑え投手などを頻繁に使うケースなどはヘビロテしているということが可能です。

ただし過重労働の方向に見られる実際の業務であまりにヘビロテされる人というのはヘビロテという言葉がややカジュアルなものであるため、他の言葉が使われるのが一般的です。

ラジオのヘビロテは基本的には番組をまたいだ形で行われ、その放送局を聞き続けていると一日に10回程度同じ曲を聞くということになります。

気に入ったものに対してのヘビロテは服や靴などのファッションを連続的に選ぶこと、電池や紙など消耗品の気に入ったものやパンやスナック菓子を始めとした選択の幅が広い食べ物の中で同じものを連続的に選んでいくことなどもヘビロテということができます。

なお、スポーツの贔屓チームを応援すること、好きな作家の本を買うこと、好きなアーティストの曲を買うことなどはヘビロテとは言いません。


「ヘビロテ」の言葉の使い方や使われ方

ラジオ局や、自分の音楽プレーヤーでの聴取状況を指す「今週はこの曲がヘビロテ」食べ物のお気に入りを何度か食べている状況の「チーズインハンバーグを今月はヘビロテしている」ゲームキャラクターの使用状況の「他のキャラクターの能力値には目もくれずお気に入りをヘビロテしている」などの使い方があります。

対象より期間に目を向けた「ヘビロテの期間が長い」という使い方もできます。

「ヘビロテ」の類語や言いかえ

ラジオ局ではパワープッシュ、プッシュ、今週の一曲などがヘビロテの代わりに使われるケースが有り、曲によってはとくに何もつけずに番組をまたいで何度も放送される曲があります。

気に入ったものを連続的に使う・選ぶという意味合いでは連投する、よく使う、お気に入り、病みつきのなどが言い換えに使えます。

「プッシュ」は他人に勧めるという意味合いがあるため、自分の中でという枠組みをつけないと個人でプッシュとは使いにくい部分があります。

まとめ

ヘビロテはヘビーローテションの略で、気に入ったものを繰り返して使うという意味合い、ラジオ局が推す曲を何度もかけることを指しており、意味合いとしてはポジティブな使われ方が多くなっています。

「ゼミで発言の使命が自分だけヘビロテだった」というような自分だけ大変な役回りがたくさん回るという意味でネガティブな意味でも使えなくはないです。