この記事では、「ベーシック」と「スタンダード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ベーシック」とは?
「ベーシック」は、対象となる物の基礎中の基礎でゲーム機であればとりあえずこれだけあれば一応ゲームはできます、という物が「ベーシック」です。
なお、「スタンダード」と何が違うのか?ということですが、「スタンダード」は、標準という意味でゲーム機であればいわば性能の階級のような物で「ベーシック」は、とりあえず遊べる、「スタンダード」はとりあえず遊べるという物から、これがこのゲーム機の標準機能だというのが「スタンダード」になります。
逆を返せば、「ベーシック」は、「スタンダード」から無駄を省いたモデルだともいえるのです。
「スタンダード」とは?
「スタンダード」は、その物の標準となる性能や機能を持つことです。
例えば、ゲームソフトにバージョンがあり、「ベーシック」に「スタンダード」があった場合、「スタンダード」は、本来発売するためのソフトウェアの標準的な機能を持っていて、「ベーシック」はそれら機能を省き簡素化したものを意味します。
「ベーシック」と「スタンダード」の違い
「ベーシック」と「スタンダード」の違いは、「スタンダード」という標準を示したものから、差し引きして無駄を省いたのが「ベーシック」なので、違いは、差し引きされているか否かです。
一般的に「スタンダード」から一部機能を取り払ったのが「ベーシック」なので「ベーシック」は差し引きされています。
「ベーシック」の例文
・『ベーシックセット』
この言葉は、ゲームソフトなどにある言葉で、「スタンダードセット」から差し引きして何かの機能やアイテムの他キャラクターを引いたモデルのことです。
要は、遊べればそれでよいというモデルを意味します。
「スタンダード」の例文
・『スタンダードセット』
この言葉は、標準的な内容のゲームソフトだという意味で、「べーシックセット」のように差し引きしていません。
まとめ
「ベーシック」と「スタンダード」の違いは、差し引きをしているか否かです。
「ベーシック」は基礎中の基礎であるため、いわばシステムであれば動けばよい、ゲームソフトであれば、遊べればよいという物になります。
しかし、それでは商品としてどうなのか、となりますので「スタンダード」という標準という名目で遊べればよいということから本来の機能を持つ物として売り出すのです。
これは、システムやゲームソフトだけに限らず、ネット通販においても使用されており、とりあえず機能すればよい商品やそれに満足した方は、標準的な商品をお届けするなど商品に違いがあるように見せる言葉として使用されています。
つまり、「ベーシック」と「スタンダード」は、差を見せることにあり、差があるが故利用者側はどちらを選ぼうかという選択肢が生まれ、とりあえず試してみようという物は「ベーシック」、その商品が良かったら「スタンダード」という具合に「ベーシック」という言葉をお試し版のように使用している企業もあります。